昨年、生まれて初めての野菜作りで最初にしたことと言えば
4月から開講される市民講座に申し込んだことでした。
結局、意に反して農薬や化学肥料を使う方法の講義でしたので
秋を待たずして止めてしまったのですが、やはり一番の悩みは肥料、そして害虫・病気への対策でした。
ご近所や先輩のYさんも化学肥料や農薬を使用していましたので
この部分は誰にも教えてもらえず、唯一
「有機・無農薬による家庭菜園」という本に頼っての手探り状態だったのです。
そんな中、県のカルチャースクールで
「無農薬ずくなし家庭菜園」なる新規講座をみつけ、早速申込むことにしました。
ちなみに、「ずくなし」とは長野県の有名な方言で
こまめに働いて作物や物作りに精をだしている人を指して「ずくがある」といい
手抜きしたり、無精を決め込んでさぼっていたりすることを「ずくなし」と言うのです。
昨年の市民講座は教材費の2000円程度でほぼ毎週、半年間だったのに
これは3カ月、3回のみで約6000円と高額な理由は、市の施設は市内の何か所にもありますが
県でこうしたことに使える施設がなく、ホテルや駅前ビルに会場を借りるためなのでしょうか。
もちろん、役に立ちさえすれば何ということはないのですが…。
ところで、“ごたベト”と呼ばれる粘土質のため、昨年の3月は
ジャガイモを植えるための2坪程度の土を起こすのが精一杯だったことが思い起こされますが
今ではそんな“猫の額”も約20坪ほどに拡張できていますし
秋のうちに起こしておいた土もいい具合に風化していますので
4月初旬~中旬には、まずは昨年の2倍程度の数の種イモの植付けができるはずです。
4月では売り切れで買い逃してしまった「きたあかり」なる品種が
すでにホームセンターの店頭にありましたので、早く買っておかなければなりません。