保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

「ぼたん」と「もみじ」

2013年11月04日 | 日々の暮らし

毎年のこの地区恒例行事「〇〇わ祭」は
秋の「収穫祭」と公民館の文化活動発表の場である「文化祭」を合体させた催しです。

スポーツ活動は種目ごとに公民館対抗の大会が時期を変えて
それぞれ開催されますので、楽器を弾いたり、絵を描いたり、文章を書くなどの
文化系の趣味の学習成果を皆様に見てもらう機会がこの文化祭です。

もともとが体育会系で、身体が動くうちはスポーツ活動に積極的でありたい私には
文化、芸術ともに無縁ですので、もっぱら収穫祭における
有志による出店に協力することになりました。

そして今年も“焼き鳥”担当に…。

ただし本当の“売り”は、この町内でただ一人
猟友会所属のTさんが地元で獲って自分でさばいて持ち込んでくれる
別名「ぼたん」のイノシシ肉と「もみじ」のシカ肉の串焼き(これも焼き鳥?)です。

ちなみに、シカは鉄分が多く赤味が強いので生の状態でしたら
見分けが付きますが、煮たり焼いたりしてしまうと未だに区別がつきません。

焼き鳥はすでに串に刺してあって一度火の通っている既製品を仕入れるので楽ですが
これらの肉は前々日に集まって400本を串に刺し
一度ボイルして仕込みますので結構、手間のかかる作業です。

さらに前日は会場の設営、そして当日は早朝に集まり
炭をおこして炭火でこれら全て焼き直してから販売しますので
3日がかりのイベントになるのです。

それでも、合わせて約350パック、14万円超をほぼ午前中に売り切ってしまい
おでん、おやき、輪投げゲームも毎年扱い総売上が30万円を越すこの町の中では
今年も一番の成績をあげる結果になりました。

中でも、私は特に好みではないのですが
物珍しさも手伝うこの「ぼたん」と「もみじ」の100パックは毎回
1時間ほどで売り切れ状態になってしまうのですから、県内のある地方では
これらジビエを“町興し”として利用する動きがあることは容易に理解出来ます。

これは売り物にしないで自分たちで楽しむ「ぼたん(イノシシ)」
それも一番美味な背ロースの部位だそうな。

他にもクマ肉の煮込みも食させていただき、昨夜からずっと
肌はスベスベ、否、ギトギト状態が続いています。

 

 

コメント
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