玉ネギやニンニクは別にして
葉が玉になる野菜の代表と言えばキャベツ、白菜、レタスですが
昨年春からホームセンターで苗を見かけるたびに購入して植えているのに
玉になって店頭に並んでいる姿にまで成長したことは1度もありません。
玉にならなくても外葉から剥いで収穫すれば、と女房に言われたので
レタスはこの春からそうしていて、今も夏に植えたものが朝食などで重宝しています。
ただ、キャベツと白菜の外葉は食べられないことはないのですが
特に葉脈部が強(こわ)くてちょっと無理しなければなりません。
ちなみに、“強(こわ)い”とは北信濃の方言で「硬い」の意味で
共通語の“赤飯”を「おこわ」という言い方に生きています。
こうした結球は、葉の成長ホルモンが裏側に偏るため外側が先に育ち
内側がその後から出葉するためだんだん混み合って玉になるというのですから
外葉が強(こわ)いのは当たり前なのでしょう。
また玉の大きさは外葉の大きさに比例するといいますので
つまりは大きく育てられないから結球しない
または結球しても小さいものしか出来ないということなのでしょう。
ここから10㌔ほど山に入った辺りに畑を借りて
出荷用の野菜を作っている方が、シーズンになるとキャベツや白菜を
1玉50円程度で軒先の無人販売をし、これが柔らかくて美味いので
何も私が無理して作らなくてもよいのですが、ただ、野菜の代表格の
キャベツや白菜が作れないと大事な部分を省略している気がしてしまうのです。
昨年秋にはキャベツは結球するに至らず
そのまま冬を越させたら春に芽キャベツになって美味しく頂けたのですが
白菜は春になってトウ立ちし、菜の花になってしまいました。
ところが今年、キャベツが今までで一番大きな玉に成長しています!
と言ってもこんな大きさですが…。
白菜も内側が丸まってきたような…。
ちょっと嬉しい小春日和の朝です