保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

誠実そうな同窓の猪瀬都知事へ

2013年11月24日 | 世の中のあんなコト、こんな事

同じ高校で3年先輩だった猪瀬東京都知事に一言。

いかにも都合が悪いことを隠そうとする姿勢や前言を簡単に翻す発言は
誠実そうに見える貴殿には似合いませんのでお止めになった方がよいと思います。

公選法違反容疑で当局の捜査を受けている方からの5千万円提供の件で
当初は「私はまったく関知しない」「知らないと言ったら知らない」と説明していたのに
後に具体的な報道がなされると発言内容は一変
現金でありかつ利息、返済期限、担保などがないにも拘わらず
「個人的な借入金」であったと釈明し、その上借用書は「ある!」と言いながら
自ら積極的に公表することをせず、会見で受け渡した人物について聞かれた際に
「徳田氏側のどなたかが、直接というか、間接というか、お渡ししてくれた」。

いかにもはぐらかそうという姿勢が見え見えですし、再び追及して質問されると
(渡したのは、徳田毅議員?)
少し間があって、「直接、ご本人にお確かめください」

(大事な問題だと思います。徳田毅議員ですか?)
結局、「徳田毅議員です」

そして、(受け取ったのは議員会館ですか?)
「議員会館だった、かもしれません」

大体から、この方に捜査が入った“後”に
この「借入金」を返済したことはマズかったですね。

そして昨日の報道では、5千万円は貴殿が依頼したのではなく
向こうから提供依頼があった、と説明していたはずなのに
実は貴殿から1億円(または1億5千万円)を依頼し
うち、とりあえず提供された5千万円だそうではありませんか。

もちろん真偽のほどは知る由もありませんが
どこか後ろめたさを感じているような態度を見てしまうと
何を言っても嘘、または本当のコトは隠しているように聞こえてしまうものです。

高校時代、入れ替わりの3年先輩だったので直接お会いしたことはなくても
常日頃テレビに登場する貴殿からはいかにも誠実そうなお人柄が感じ取れ
まずは五輪招致に成功する業績を挙げられたのですから
同郷であることが誇りでさえあったのに、正直、失望感を禁じ得ません。

今後、疑獄事件に発展し、実は“不誠実”だったことが露見して辞任
なんて事態に陥らないことを祈るばかりです。

 

【疑獄事件】

犯罪事実があいまいな政治問題化した大規模な贈収賄事件の総称。
この種の事件は多かれ少なかれ政・官・財界に波及する。
政治問題として社会的に大きく取りあげられジャーナリズムによる声高な批判を代償とするが
刑事事件としては訴追されることがきわめて少ないのが特徴。

 

 

コメント
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