先週、管理ユーザーのO様からミラの車検取得をご依頼いただいて
3月1日(月)に完成したのですが
次回車検満了日が「平成24年2月29日」になっていました。
そうなんです、平成24年はうるう年だから
“車検取得の2年後の前日”はこうなるのです。
ところで改めて、なぜこんなややこしいものがあるのか
ちょうど良い機会だから調べました
地球が太陽の周りを1周するのを1年としているのですが
実は正確には365,24219…日
つまり365日5時間48分47秒…かかるので
毎年カレンダーを365日のままですと4年で約1日
実際の季節よりもカレンダーが先になってしまうので
それを修正するのがうるう年です。
と、ここまでは数字はともかくとして何となく知っていましたが
実はさらに複雑な話の続きがあって
それでも発生するズレを400年のうち3回は
うるう年を設定せずに修正して
3320年に1日の誤差で済むようにしている、と言うのです。
だからうるう年の正確な決まりは 西暦が4で割り切れる年はうるう年
ただし、西暦が100で割り切れる年は平年(例外)
ただし、西暦が400で割り切れる年はうるう年
と、なんともまあ面倒なことですが
円が割り切れない数字で成り立っていることが
根本的な原因なのでしょう。
ところで、1と2が同時に成り立つ最短は西暦2100年で
本来うるう年なのに平年とされますから
2097年から7年間は1年は365日のままでよく
これは400年に1度のことらしいのですが…。
さらに日本の法律的根拠はグレゴリオ暦(西暦)ではなく
神武天皇即位紀元(皇紀)によることが明治31年に決まって
そのまま現在に至っている、とありますが
1.神武天皇即位紀元年数を4で割って、割り切れる年を閏年とする。
2.ただし1.であっても紀元から660を引いた数を
100で割って割り切れる年で
かつその結果が4で割り切れない年は平年とする。
(えっ、西暦でないの皇紀って何
)
すでに頭の中はグチャグチャですのでもう止めます