「ミューズ林田ピアノ教室」の林田です。
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高校生のHさん。
将来ピアノと
関わる仕事が希望なので、
音楽系の大学受験を
目指してレッスンを進めています。
音楽系受験には
ピアノ実技のみだけではなく、
一般科目は勿論。
それに加え、
専門科目が追加されます↓
*ピアノ実技
*音楽理論
*ソルフェージュなど。
大学によっては、
論文や面接がある場合もあります。
ピアノ実技の課題曲には、
原則的にはバッハ曲があります。
(大学により違いますが。。)
下の楽譜は
バッハの「原典版」の楽譜表紙です↓
皆様はバッハの
「平均律」と言うことばを、
聴いた事がありますか?
「平均律」と常に一緒に
考えなくてはならないのが、
「純正律」です。
ピアノが他の楽器
(声楽・管楽器・弦楽器など)とで、
伴奏やアンサンブルをする時に生じる
問題があります。
ピアノの鍵盤は最初から
「白と黒」の音のピッチ(高低)関係が、
全て半音(1/2)になる様に
計算されている楽器です。
一方、
最も人間に近い楽器である「歌=声)は、
体に備わっている声帯を
息(呼吸}で震わせて、
声や”歌=声楽”として
音楽を創って行きます。
次に人間に近い楽器は、
「管楽器」です↓
自分の息(呼吸)で
音を作って行くからです。
フルート・クラリネット。
トランペットなどですね↓
その次に人間に近いのが
「弦楽器」です↓
音のポジションを
左手で抑えながら、
弓で弦をこすって
自分で音を作って行くからです。
ヴァイオリン・ビオラ・チェロなど↓
ピアノの様に、
全て最初から半音(1/2の高低)に
計算されている楽器ではなく、
自分の呼吸や
ポジションを作る事により、
音を創り出す楽器は↓
*音の高低を「半音」に
限定するのではなく。
*4/1 や 4/3 や 8/1など、
自分のほしい音の「高低」に
音を創る事が出来る楽器なのです。
この事を「純正律」と言います。
耳の良い一流の声楽家や
管&弦楽器奏者は、
ピアノとの
アンサンブルの時も、
通常の1/2の高低ではなく、
それよりも高めの音にしたり
やや低めの音にしたりと、
自由自在に
”自分の音”を創りながら、
演奏していきます。
同じ曲なのに?
演奏者が違うと、
音楽そのものも違って聴こえる!
・・こんな経験をされた方も
多いのではないでしょうか?
人間に近い楽器であればあるほど、
この「純正律」を追求します。
そんな意味では、
ピアノはかなり人間から
遠い楽器です。
ピアノ演奏の中に
「呼吸や息使い」を感じさせ、
どの様に
「人間味のある演奏」に出来るのか?
そんな課題の残る楽器なのです。
演奏者により
同じ楽曲を弾いても、
「違い」がでるのは?
”原曲ありき”では
ありながらも、
「表現の自由」があるのが、
音楽のスゴイ部分とも言えます♪
。。。。。Let's Try ! 。。。。。。。。。
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