東日本大震災に見舞われた北茨城市に3日に行ってきました。
ここは野口雨情の生家、記念館がある場所です。
大津、野口雨情生家近辺は 津波の被害が大きく(平潟も酷かったそうです)、瓦礫や壊れた家財道具が積まれていました。
随分と怖かったことと思います。 地震よりも津波の被害が大きく、雨情の生家の方の話に依ると、海から、市営駐車場と道路一本、そして駐車場をはさんで少し高くなっている 雨情の生家も1.5メートルほど浸水したそうです。
約130年前に建てられた「野口雨情の生家」は奇跡的に 地震の被害は屋根の部分だけで済んだそうです。
その後、関係者の懸命の復旧作業の結果、5月1日より、生家、隣接する資料館共に、開館されたそうです。
係りの方の丁寧な説明もあり、本来でしたら、もっと早く訪れるべきだったと思いました。
「磯原節」の歌碑です。生家前の市営駐車場にありますが、看板は津波でなぎ倒されていました。
係りの方に教えて頂いて、天妃山にも行ってきました。雨情が作曲家藤井清水と共に海に出て、この天妃山を海から望み、「磯原節」が生まれたそうです。 天妃山から太平洋を望む
野口雨情記念館も震災後約一ヶ月閉館していましたが、今では普通に閲覧でき、8日までは通常大人300円の入場料も無料になっているそうです。
震災の被害が思った以上に大きく、特に津波でなぎ倒された建物の様子は、衝撃的でした。 何処から手を付けて良いのやらと云う状況からたくましく立ち上がろうとしている人たちには頭が下がります。 私たち一人ひとりになにが出来るか・・・・改めて考えさせられた一日でした。
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