台風18号の影響で、延期となっていました 「 氏家小学校5年生の民謡授業 」 ですが、 先生方のご協力を頂き、本日22日午後行わせていただきました。 色々と融通を利かせていただき、当初の予定通り 7人で伺う事が出来ました。 写真は氏家小学校HPから・・
唄・鳴り物・・・・・増渕貢風先生
細棹三味線・・・藤本一峰先生・藤本峰親先生
津軽三味線・・・熊倉徳利先生
尺八・・・・・・・・・小川清真先生
囃子・・・・・・・・・浅間日出子先生
そして、私 飯村貢花という メンバーです
5年生170名を体育館でということで、聴いてもらうだけになって飽きてしまったらという不安がありましたが、注意力が散漫になることもなくしっかり聴いてもらえたように思います。
オープニングは賑やかに 「 花笠音頭 」 ・・・そして 各先生に伴奏をしてもらい その音色を楽しんでもらいました。
その後、教科書に掲載されている民謡 「 こきりこ節 」 「 茶っきり節 」 「 よさこい節 」 「 ソーラン節 」 そして さくら市の無形文化財 「 野州苗取唄 」 「 野州田植唄 」 縁の詩人 野口雨情の 「 磯原節 」 を お話を交えて聴いてもらい、その後は増渕先生に 「 鬼怒の船頭唄 」 を丁寧な説明と共に披露して頂きました。 そして1部の最後は 「 津軽じょんから節六段合奏 」 を熊倉先生と2人で・・・・ある意味 これが私にとっては難関??な訳で・・・・熊倉先生に助けていただきました
此処で、10分の休憩・・・・子供たちが先生方の下に殺到・・・・・・やはり楽器に興味があったようです
元気に休み時間を過ごした後は 「 日光和楽踊り 」 の講習です。 何度か繰り返すと 声も出てきて 「ハアア~ア~ア~ア~エ♪」と調子よく唄ってくれました。 お囃子にいたってはわざわざ教える前に 覚えて元気良く唄ってくれて、あまりの上達振りにビックリです
唄とお囃子を 半分ずつ交代で唄ってもらい、伴奏の先生方も私も子供達の元気な歌声に笑顔がこぼれて、会場も温かい雰囲気に包まれていました。 此処で終了の予定でしたが、少しだけ、もう一度楽器に触れてもらう時間を設けてもらい、氏家小学校の授業が終わりました。
170名という人数で通りいっぺんの聴いてもらうだけのものになってしまってはいけないと 工夫をしたつもりでしたが、先生方のご協力や子供達の積極性に助けられ、小さな教室で行う良さも取り入れ、体育館で行うことのメリットも生かせた内容になり、大変喜んでいただけたように思います。
下校途中の五年生に会ったときには、ニコニコ 手を振ってくれました。 嬉しくてまたまたウルウル
「 子供たちは知らないだけで先入観も何もないんですよ 」 という 大貫先生の言葉通り、すっと抵抗なく受け入れてもらえたように思います。子供達の心に民謡の小さな小さな花が咲いて 心のふるさと 民謡 をいつか思い出してくれると良いと思います。
今回 お声掛け頂きました氏家小学校の先生、そして元気に唄ってくれた子供たち、ご協力いただきました伴奏の先生方、本当にありがとうございました。
今回のことは私にとっては大変な重責ではありましたが 増渕先生始め伴奏の先生方の協力で無事務め上げることが出来ました
皆さんに感謝 民謡にも 「 ありがとう 」 と言いたい気持ちでいっぱいです