リカコの、これは「ゴミのようなブログ」か「ブログのようなゴミ」か

今までの人生は挫折つづきでサボテンのぴょん太さんもベランダで干からびているけど、最近ようやく自分を肯定できてきてるかも…

娘婿の勧め

2008-07-30 21:31:39 | 日記
明日実家にでも帰ろうかな…などと思って家に電話をかけてみたら、母がスペインに旅立っていた。

父は「どうして突然スペインなんかに!?」と狼狽していたけれど、母が旅立っちゃったきっかけは多分あれだ。

5月にうちのカレがマドリッドに出張して、そのときのお土産を渡しながら「マドリッドには美術館がたくさんありました」と言った、そのひとこと。(カレは「ゲルニカって何?」って言ってるほど何も見ずにパエリアだけ食って帰ってきたというのに。)

母は去年も私が「ダヴィンチ・コード面白かったよ」と言うが早いか、映画を観てそのままパリに飛んでいってしまった。

すごい行動力だ。
(当然、美術館に入り浸るために行くので、航空券とホテルだけ予約して…っていう行き方なのだ。)
というか、美術館で楽しめるというのがうらやましい。
きっと母は今後もひとり旅しかできないだろうな。

(絵はエル・グレコの『オルガス伯爵の埋葬』)

熊本のおみやであります!!

2008-07-21 07:07:41 | 日記
美味しくて美味しくて熊本旅行中に10個は食べた ―― と何かの本で読んで知った「いきなり団子」。

いや、そのまえにケロロ軍曹に出てきて知っていたけれど、実在するおみやげだとは思っていなかった。


熊本城でさっそく見つけて買ってみたら、素手でさわれないほどあっつあつに蒸かしてあってとても食べられなかった。
あの炎天下ではこんなものを買う方がキ○ガイってもんで、すぐとなりに「いきなりアイス団子」が4つの味で売られていたのだけれど、頑なにオリジナルにこだわった私をカレは笑い、「はやく食ってみろ、いますぐハフハフとほおばってみろよ」とバカにされた、えーん。


というわけで車中泊の眠れない夜のお供になった。
「おいしい肉じゃがの作り方、マンジョウ本みりん1、しょうゆ1、それだけ」というナレーションが頭のなかをぐるぐるするほど素朴な組み合わせだった。―― つぶあん1、さつまいも1、それだけ。これがおまんじゅうの皮に包まれていて、この皮がちょっと塩味で、具の甘さがいっそうひきたっていた。


ああ熊本に戻って10個買ってきたい!!

門司という駅

2008-07-20 19:23:52 | 日記
小倉の次、下関の手前の門司という駅で寝台特急ふじとの連結作業があって、30分近く停留した。

連結部分を撮影する鉄ども。




好きなんだなぁ。
この構図がおもしろすぎて、列車の写真を撮るのを忘れました。

黒かった。

2008-07-20 17:19:48 | 日記
ここはキン肉マンが王位争奪編でキン肉マリポーサチームと激闘を繰り広げたことで有名な熊本城です。

みんなが黒い黒い言うからなにが黒いんだろ…と思ってたらやっぱり黒かったです。

石垣の凛々しいお城でした。
石階段(段の高さや奥行きが意図的にぐちゃぐちゃに造られている)を気が遠くなりそうになりながら昇り降りして、今日、熱中症で運ばれる人は何百人くらいいるんだろうか、と考えました。

ここにいる、黒ずくめ男がうちのカレ。
日向を歩きどおしてフラフラです。


そびえ立つ石垣。空がきれい。


ラピュタみたい。この上にお花畑がありそう。

ヨーロピアンテイストが…

2008-07-20 13:07:03 | 日記
大阪ではカレの大好きな東横インに泊まったけれど、博多では欧風な内装のホテルに泊まった。
道向かいにはホテルオークラなんかがあるちょっと落ち着いた界隈なのに、やはり夕方になると屋台が何軒か連なって夜遅くまであの豚骨スープの匂いを漂わせていて、部屋の雰囲気と窓からの眺めがなかなかミスマッチだった。
もし自分がオークラの2万くらいする部屋に泊まったとして、窓を開けて眼下に屋台がずらり並んでいたらきっと幻滅するだろうな…。ここはそんなに高いホテルじゃないからよかった。

朝ご飯を食べに1階のカフェに下りていくと、さすがに東横インとは違ってカップルがたくさんいた。

和食か洋食(トースト)を選ぶのだけど、どのカップルも男が必ず洋食を選んでいるのがなかなか面白かった。
男の人たち、塩鮭よりもウインナに惹かれるんだろうな。
うちのカレも例外なくウインナを選んでいて、男っていつまでたってもお子ちゃまだな…と笑ってしまった。

あの科学雑誌よりもウサンクサイ飲み物

2008-07-19 16:25:42 | 日記
お昼に大失敗してしまったのが店のチョイスとこのビール。

世界のビールフェアなんていうから「それじゃ本場モンを試してみましょうか」と注文したのがベルギー産のニュートンという銘柄。


リンゴ味だし…。


ベルギー人はほんとうにこんなものをウマイとか言いながら飲んでいるのだろうか。

空中庭園展望台の地下にある鉄板焼のお店にて。

○○とロシア人は高いところが好き

2008-07-19 16:07:20 | 日記
夢にでてくるような、浮いてるエスカレーターです(泣)

下から見ると、こんな。↓



私は高いところは怖くないけれど、エレベーターや観覧車みたいに宙づりにされるのが大嫌いで、だからこの空中庭園展望台のガラス張りエレベーターに加えて地上40階の渡りエスカレーターまで乗らされて、お尻のもぞもぞ感でエビぞりしてしまいそうな悪夢の数分間をすごした。


↑もうしばらく動けませんの図。


ここはインテリアがとてもステキで、かわいい形のチェアやラブソファがぽつりぽつりと置いてあった。こんなところで夜景を見ながらプロポーズされたら、高所恐怖感も相まってうっかり応じてしまいそう。


大坂城には中国人と韓国人旅行団がいっぱいいたけれど、ここはロシア人ばっかりでした。

というわけで、出発!

2008-07-18 20:00:07 | 日記
新横浜でのぞみに乗り、大阪に行きます!

のぞみに乗れる機会なんてめったにないので、駅弁を買ってしまいました。
横濱オムライス弁当♪

それにしても、どうして私は食べ始める前に写真が撮れないんだろう…。
となりで特製幕の内御膳というイチバン高い弁当をほうばっている彼を見て、ふと「どうして私はこんなところで冷めたオムライスなんか食べてるんだろう…」と考えてしまった。
駅弁よりも、もうちょっと早く待ち合わせて何か食べればよかったのかも…。

天は重の上に重をつくらず、重の下に重をつくらず

2008-07-12 19:19:59 | 日記
またまた乗りました、箱根登山鉄道。
今回も前回と同じように標高48mの風祭駅で降り、かまぼこ博物館には目もくれずに目的のうなぎ屋へ。
ここは友栄(ともえい)という、神奈川でいちばん美味いうなぎを出すと評判のお店で、歩道も満足にないゴーストタウンみたいな寂れたお食事処密集(といっても5~6軒しかないけど)地帯の中で唯一客が入っていた。
というか、予約しないで来た人たちがことごとく断られている、常時満席の店だった。

予約、してきてよかった!(涙)


この店のよいところは、うな重のランクが「上」ひとつだけということだ。
うちの近所の鰻屋では特上・上・松・竹・梅とかなんとか5つくらいにランク分けされていて、その値段の違いの理由がわからないまま私はいつも最低ランクの梅のおひつを食べるんだけど、こういう店ってデートのときには気をつかうんじゃないのかなぁと内心思っていた。でも友栄は見栄を張ったり引け目を感じたりする必要もない明朗会計のお店なのだ。

そして、この店の評判を上げているもうひとつの理由が、酒の肴が美味いこと。
周りの客が「5種盛り」「3種盛り」と注文していて、5種とか3種とか内容がわからなくて頼んじゃえるの~??と思って盗み見していたら、会席で出てくるような美しい盛られ方をした珍味がきれいなお皿に並んでいた。私も食べたかった。
お品書きを見ていたら、とても物腰柔らかなおねえさんが「なにか試したいもの見つかりました?」と声をかけてくれて、それで出してもらったのがうな肝の塩辛。

「シブイですから好きになれない方も多くいらっしゃいますけど」と言われたけど完食。うな肝ってこんな食べ方もできるんですね。

そしてうな重が出てきた。おしゃべりも忘れて、貪るようにガツガツとはしたなく食べてしまった。
うな重が大したことなかったら箱根ビール蔵で飲み直そうねなんて言っていたけれど、とんでもないです。ごちそうさまでした。

お財布に余裕があれば、毎週通いたいくらい。
またおねえさんに会いに行きたいです。

蛇足だけど、駅のベンチに結びつけられていた座布団の模様が小田原工芸品の寄せ木細工だった。
また来ます、風祭。

試験に出るキン肉マン

2008-07-03 19:22:37 | 日記
今日は自称キン肉マン博士のS君にみっちりとしぼられてしまった。
記憶を総動員して、7人の悪魔超人を全部挙げるという課題に取り組んだ。

リ「アシュラマン」
S「それは黄金のマスク編です」
リ「何スかそれ?」
S「だから、悪魔将軍と悪魔六騎士のうちのひとりだよ」
リ「悪魔将軍の方が、まだ覚えてるかもしれないなぁ。なんかビルみたいなのがいたでしょう、ざらざらざらーって崩れていってコマになったりするやつ」
S「あれね、サンシャインですよ」
リ「私ね、ジェロニモが好きで、魚肉ソーセージかなんかに入ってたカードを宝物にしてたんですよ。」


リ「忍者みたいなのがいたような気がします。」
S「おっ!ザ・ニンジャですよ。これも悪魔将軍です」
リ「えぇっ?バッファローマンの手下じゃないの?」
S「ちなみに誰と闘ったか覚えてますか?」
リ「うーん…。ブロッケンJr」
S「当たり!」


S「ヒントは、海」
リ「海?ポセイドン?…あっ!ギリシャ神殿みたいな奴?」
S「違う!それはパルテノン。王位争奪編でキン肉マンゼブラチームにいた超人ですよ。」


リ「顔に穴があいていて、そこに吸い込まれると出てこられないという超人がいますよね。顔の穴からキン肉マンか誰かの手が出ていて、その穴がしまっちゃう…という絵を思い出しました。」
S「残念だなぁ、それはブラックホールですよ。これも黄金のマスク編。」
リ「でも、出てこられるんですよね。パンツを水道管につまらせて、水を溢れさせて出てくるんじゃなかったでしたっけ?」
S「あのねリカコさん、それ便器マンですよ。これは悪魔超人でも六騎士でも何でもないです。頭にマキグソのってるヤツ、僕絵を描けますよ。」


リ「バネっぽいのがいました。ラーメンマンと闘った奴!スプリングマンだっけ?」
S「すごくマイナーなのを思い出すなぁ。でも、ラーメンマンじゃなくてモンゴルマンの間違いです。」
リ「え?ラーメンマンじゃないの?」
S「ラーメンマンはウォーズマンに脳みそグリグリやられて再起不能になっちゃったじゃないですか。」
リ「うん、すごくよく覚えてます、それ。でもね、あの三つ編みをほどいてバネと自分の体の間に這わせて逃げ出してたんですよ。それラーメンマンだったはずなんですけど。」
S「モンゴルマンはマスクを被ってますが、正体がラーメンマンなんですよ。」
リ「あぁ。マスクのおでこの部分が破れて【中】って字が見えちゃって、というシーンがありました、そうそう思い出した。」


仕事している合間にぽつりぽつりとS君と私でこんな会話をしているのだから、その度にTさんが大ウケしていた。
Tさんは私たちよりも10才以上年上なのでキン肉マンネタはまったく知らないらしいのだ。こういう人は、居眠りしているときにおでこに【肉】とか【骨】とか落書きされたら意味もわからずただ激怒するのだろう、かわいそうに。

S君はマンガを全巻読んでいるので詳しく知っているけれど、私はアニメを見ていただけなので、植物状態になったラーメンマンがある特定の木の下だけでは動けるようになってその木の皮でマスクを作って被ってリングに復帰したなんていう説明を聞くと、やっぱ原作を読んでない自分はダメだなぁとメゲてしまった。アニメでは何かと言えば友情友情と、なんか安っぽい感じがしていたけれど、バッファローマンが正義超人の仲間入りをするまでの経緯とか、アシュラマンの仮面の下の素顔が3つとも泣き面だったというくだりなんか、マンガを読めばなおさら感動的だったりするんだろうなぁ。

それにしても、当時小学生だった私にとってはキン肉マンを見て世界が広がったというか、学校の勉強に役立ったことがいくつかあった。
たとえば新しい超人が出てくると出身地も合わせて覚えていたので、テリーマン=アメリカ→カウボーイがいる、ロビン・マスク=イギリス→紳士やナイトの国、ウォーズマン=シベリア→極寒の強制労働…と知らない国でもイメージできたし(こうやってイメージを固定化することがいいことかどうかはわからないけど)、英単語のマッスル(muscle)なんて発音と綴りが一致しなくて覚えにくいのに歌を歌えばすぐ思い出せた。48の殺人技の「風林火山」は武田信玄を知る前から知っていたし(山梨県民がそんなでいいのかなぁ)、白眉だったのは、父が買ってくれて車の中でよくかけてくれたアニメソングにキン肉マンの「7人の悪魔超人テーマソング集」というものがあり、ワケもわからず「スイキンチカモクドッテンカイメイ」と歌っていたら、理科の時間にそれが出てきて、しかも惑星のことを英語でプラネットというではないか。おまけにひとつひとつの惑星の温度環境や構成物質がどんなものかも技をかけるたびに説明していたから、それがあとでどんなに役立ったことか。ありがとうプラネットマン!

というわけで、7人の悪魔超人は
・バッファローマン
・ザ・摩雲天
・スプリングマン
・ステカセキング
・プラネットマン
・アトランティス
・ミスター・カーメン

悪魔将軍の手下の悪魔六騎士は、
・アシュラマン
・ザ・ニンジャ
・ブラックホール
・サンシャイン
・ジャンクマン
・スニゲーター

だそうです。
大きなクツに変身するワニっぽい奴だ…などとS君が説明してくれても、姿かたちを全然思い出せない超人が何人かいます。