リカコの、これは「ゴミのようなブログ」か「ブログのようなゴミ」か

今までの人生は挫折つづきでサボテンのぴょん太さんもベランダで干からびているけど、最近ようやく自分を肯定できてきてるかも…

旅行に持っていく…

2007-04-30 20:45:40 | 日記
昭和の雰囲気ただよう、イイ感じのナイロンタオルを発見。
見返り美人の色っぽさに、女の私ですらドキドキです。

「あぁ、いいねぇこれ…」なんてしみじみ言ってる彼の
ちょっとよだれたれそうな顔も激写してしまったけど、
ブログに載せることはカンベンしてやろう。

春の歓送迎会

2007-04-28 21:27:19 | 日記
みなさんのご都合は如何?

というメールが何度もばらまかれては、そのたびに流れていた4月の歓送迎会。とうとう5月の始めに決行する運びになり、アンケートメールがきた。


2日水曜(GWイブ)

or

11日金曜


もうこれは明らかに2日はないだろうと判断し、というか、2日の夜には彼の実家に拉致られてGW後半戦に突入する予定なので、2日はパスして11日が本命!と書き送った。この部署は部長が代わってから月に2回は飲み会をやるような宴会部になってしまって、私みたいなリアルでイケてない人間には非常に居づらい場所になっている。それでもいつも必ず「空いてます☆」と回答し、必ず出席してきた。
だから今回、幹事のOさんが私とTさんの部屋にやってきたときは、心の中で「おっ?まさか今度こそ無罪放免!?」と心が躍った。


「実はね、リカコさん以外、全員2日がいいって言ってるんだヮ。」

「あらー。それなら私のことなんて気にせず、どうぞ皆さんで楽しんで下さい、是非。」

「ホント申し訳ないね、ごめんね。」

「大丈夫です。私も、主人の実家に行かなきゃならないんで。」


で、家に帰って彼に言った。
「2日飲み会だったの。行かなくて済んだー♪」
「2日に飲み会?お前の部署、アタマがおかしいんじゃないのか?」

なんか、彼だけはまともな考えをしていたのでホッとした。
連休前の夜は早く終わって早く帰る。それが家庭持ちの心がけじゃん?
私もそう思います!


王子(?)のキスで

2007-04-27 12:02:21 | 日記
その瞬間パチッと目が覚め、「いやーん(嬉)」と毛布を抱きしめながらゴロゴロ転がってしまった(アホだ)。

まず、うつつ(現実)の話をしてちょっと補足しておくのだけれど、最近とても気になっているのがTさんの右手だ。
あの部屋に入るとき、廊下からチラッとまず見えるのがTさんのきったない机上で、ノートパソコンがあり、その脇のマウスの上に右手が置かれている。

スーツ姿の男の右手である。

お葬式の指差しマークの例を待つまでもなく、男性の手もとというのは目立ち、そしてドキッとするものなのだ。
しかもこの場合、廊下からはTさんは見えないのに、手だけ見えるというその状況が、なんかドキッとしてしまう。
Tさんには あれ 以来とても気を遣っていただいて、おかげで隣に座っていても緊張しなくなったのだが、この手がチラッと見える状況というものに未だに慣れていない。特段大きかったり、ゴツゴツとしてセクシーだったりするわけではないのだけれど、私は廊下からその手を見て「あっ、いる」とわかると、妙にドキドキしてしまうのである。(私、ヘンかなぁ)




(注意:この先は、妄想モード炸裂でお届けします。
    Tさんを個人的にご存知の方には、読むことをお勧めしません。)



そしたらその右手が夢に出てきた。普段下ろしてある窓のブラインドーは上がっていて、向かいに建っているガラス張りの診療所が夕闇にきらめいていた。いやにリアリティがあって、くっきりと覚えている。
夢の中で私は、その右手を握りしめてしまった。

驚き、立ち上がるTさん。

「どうしたの、突然」と聞かれるも、そんな大胆な行動に出てしまったこと自体が自分でも信じられず、戸惑い、何も言わずにTさんの右肩に頭をもたせかけた。

そして膠着する時間。

Tさんは空いた方の左手で部屋のドアを閉めた。隣の部屋にはもっと上の上司がいるので、気づかってノブを回したまま、音のしないようにゆっくりと閉めた。

「キスしていいの?」

「……」

「…迷ってる?」

「Tさん、私…」

「いいよ、わかってるから」

ああどうしようどうしようと思いながらも私は顔を上げ、そして瞳を閉じたのだった…。


それで目が覚めた。
いやぁ、アホですねー。
しかしそれよりももっとアホなのは、今、すぐ横にTさんがいて仕事をしているのに、このブログを書いているという状況。
キスで逮捕状が出てる人もいるので、夢と現実がごっちゃにならないよう、以後気をつけます。





リチャード・ギアに逮捕状…「公衆キス」が社会問題に発展 - goo ニュース

メル友ができました

2007-04-21 15:36:17 | 日記
仕事をしていて、

リ「Tさーん、今メール送りました」

T「あ、うん。見とく。…なんだよ。雑談メールかと思ったのに、」

リ「普通に仕事のメールですよ。あたりまえだけど。」

T「せっかく一緒に働くことになったんだから、雑談メール送ってくれていいのに」

リ「1mも離れないところに座ってるのに、メールで雑談しちゃうんですか?」

T「しちゃいましょうよ。」

リ「前の部署ではUさんとかAさんとかと、そういうメールしてたんですか?」

T「ん?全然してなかった。」

リ「メンドクサイでしょう、お忙しいのに」

T「いや、きっと新鮮ですよ」


というわけで、Tさんと雑談メールを交わすことになった。
初日の話題はジャングル大帝レオだった。
Tさん、メール長っ!

悲鳴を、彼は聞かなかった。

2007-04-14 18:57:44 | 日記
仕事を終えて帰るときにふと足元を見たら、図書館から借りてきた本が落ちていたのに気がついた。
瀬名秀明編『贈る物語 Wonder』という本だ。
借りてから2週間がたって、ちょうど今日が返却期限日だった。
あぁ、まだ2週間しか経ってなかったのか…、と私はその本を拾って、帰りに図書館に寄って返却してきた。

Tさんと新部署の小部屋に引っ越して、それから毎日のように、仕事しながら、お昼を食べながら、休憩しながら、おしゃべりをしているので、たった2週間でTさんはこの職場の誰よりも私のことを知ってしまったんじゃないかと思う。
その、Tさんとの初日の話題がキッカケで私はこの本を借りた。

「山川方夫の『夏の葬列』っていう短編、知ってる?」
「知りませんけど。」
「リカコさんが住んでいる辺りが、この小説の舞台なんですよ。駅前に商店街あるでしょう。」
「あぁ、あります。ちょっと昔の雰囲気の。」
「みかん山とか」
「はいはい、ありますね。」

おおよそ文学とはカンケーのなさそうな人からこんなことを言われたらやっぱり気になる。その日のうちに図書館で『夏の葬列』がこの本の中に収録されていることを調べだして、借りてきた。

瀬名秀明は小説『パラサイト・イブ』を書いた人で、そういえば10年くらい前に夢中になって読んだっけ。たしか『パラサイト・イブ』を書いたとき彼は大学院生だった…はず。ということは、私よりもせいぜい7~8歳年上、Tさんとは同い年くらいになる計算だ。

その瀬名秀明が、編纂者として本の解説に
「中学2年の国語の教科書にこの短編が載っていた。今まで読んだどんな小説よりも、この小説に衝撃を受けた。」などと書いているじゃないか。
Tさんもまるっきりおんなじことを言った。これってすごいことだ!と私はドキドキした。

戦時中に友だちの女の子を死なせてしまった少年が、大人になって、彼女が死んだ場所を訪れる…という話だった。

「小説の中には、土地の名前なんて全然出てこなかったんですけど、どうして私の家の近くだなんてわかったんですか?」
「あ、話の中には書いてなかったのかぁ。それじゃ、本の解説か何かに書いてあったんだと思うよ。社会人になってからも、本屋で偶然見つけて買ったりして、何度か読み直したから。」
「…そこまで衝撃だったんですね、この話。」
「彼女の死をこれからの人生ずっと背負っていこう…と決心したってのが、当時中学生だった僕の心に突き刺さったんですね、きっと。」

この小説を読んで衝撃を受けた中学2年生男子が日本にどれだけたくさんいるのだろう…。大人になってからもずっと心に残る話。私は中2のときこの話を読んだ覚えがなかったので、なんだかTさんがとってもうらやましかった。

突撃シロノワール!

2007-04-13 19:11:37 | 日記
ちょうど1ヶ月前くらいに名古屋に集結して手羽先などを食べ、ぽわんと恋におちたりなどしていたと思ったら、先日会社帰りに道端で「コメダ珈琲店開店」などという立て看板を見つけてしまった。
というわけで、神奈川県下2店目?の、職場の近くにできた名古屋喫茶に突撃したのである。
正直に理由を話したら笑って午後休を取らせてくれたTさん、ありがとう。

立地はとても悪くて、駅からだと歩いて2~30分はかかるのだと思う。近くには消防署や警察署や市役所があったから、とりあえずコームインが昼飯を食べたりするのだろう。

と思ったら。午後3時過ぎの喫茶店のくせに、満席で行列ができていた。
お店の中に待つ人用のソファが並んでいて、おばちゃんたちが5~6人、すでにおしゃべりの花が咲いている。なんてこった。

独りで行ったので、比較的すぐにカウンター席に座ることができ、習い事の課題を取り出して小一時間取り組んできた。食べたのは、コロッケバーガーとシロノワールとミルクティー。1000円を軽く超える量の軽食を食べてしまったので、どうにかして3時間くらい粘りたかったのだが、並んでいるおばちゃんたちの視線が痛かったので早々に退散してきた。



そして今日、Tさんに報告する。
「紅茶を頼んでもやっぱりピーナッツがついてきたであります!」
「そうでしたか。」
「警察では、今後取り調べの際にカツ丼ではなくシロノワールを出前で取るものと思われるであります!」

でも遠かったので、しばらく行かないです。ごめんなさいコメダ。

浮かれた春の宵のできごと

2007-04-08 02:39:08 | 日記
やっぱりオトコは10:10と8:17だよね。


って何のことだよ?!という感じだけど、これは眉毛と目尻の角度の話だったりする。
男の人には、眉はキリッと力強く上を向いていてほしいけれど、目尻はちょっと下がっていたほうがいい。優しそうな感じがする。そう、ヒュー・グラントや保坂尚輝みたいに。

今日は神経痛を薬剤でごまかしながら、好きな人に会いに行った。

その人のちょっとうつむいた横顔を眺めて、思わずため息がもれた。遠くから見ているだけと決めたけど、それだけでとても幸せな気分になった。


浮かれた春の日のできごと

2007-04-05 19:42:43 | 日記
人事異動があって新部署に放り込まれた。ちょっと年上のTさん(男)と席を並べて働くことになった。みんなが面白がって見に来て、「ちょっとちょっと。若い男女をこんな狭い部屋に閉じこめるってどうよ?!何か間違いがあったらどーするの!?」などと口を揃えて勝手なことを言う。正確にはもうあんまり「若い」男女とは言えないかもしれないけれど、そんなことをしてしまいそうな軽ーい遊び人的雰囲気がTさんにはあるし、おとなしそうでいて陰で何やってんだかわからない得体の知れなさが私にはある、らしい。

ふーん。私ってそういうキャラなんだ。

奥行き2mの部屋に、互いに背を向け合うように70cmの机を2台入れた。通路兼チェア置き場は60cmの幅しかない。背を向け合うというよりはモロ真横に座っているというドキドキなレイアウトだ。

そんなレイアウトになって3日目の朝、後ろを向くTさんの姿を目の端にとらえながら仕事をしていたとき、ズキッと胸が痛んだ。
最初は深呼吸をすると痛む程度。ところがその痛みが驚く速さで進行した。
息を吸うと肺が痛む、息を吐くと肺が痛む…。その痛みがだんだんひどくなり、呼吸が浅くなり、とうとう自分の我慢の限界を超えるところまできた。1時間後、息が全くできなくなり、あえぎあえぎ助けを呼んで、救急センターに運びこまれた。

胸部レントゲン、心電図と検査をされ、医師がどんな病気を想定しているのか考えると怖かったが、まっすぐ立つことも背を伸ばして寝ることもできないので、検査にとても手間取った。

ところが、
「心臓も、肺も、異常ないです。骨折でもないです。血圧が高くなっている他は脈も安定しているし…。一応、気胸とかエコノミー症候群とか心筋梗塞みたいなのを疑ってみましたけど、これはストレスですね。」

だと。肋間神経痛という、肋骨の中のどこかで神経が痛がっているというゴミみたいな診断名をもらって、鎮痛薬を飲まされ、「しばらく休みなさい」と経過観察室に寝かされた。

一緒についてきてくれた上司が「あぁ、こりゃTさんのせいだわね」としたり顔でうなずいていた。Tさん、ごめん。私そんなにTさんのこと嫌いってワケじゃないのに。
心臓や肺の病気ではなかったと判り、苦しいながらも安心して薬が効いてくるのを待ちながら、いやぁ大変だったなぁとこれまでを思い返していた。

あのとき、息がどうにもできなくなり、
「…Tさん、胸が苦しいんです…」

と隣のTさんにうったえた。Tさんも驚くよね。突然そんなこと言われても。

「息ができないの…。どうしたら、いい…?」

Tさんはしばらくおろおろしていて、他部署に声をかけるのをためらっていた。
あのときは苦しいし意識は薄れてくるし「早く助けてぇ」としか思ってなかったけれど、よく考えてみれば、コイツ、私が愛の告白でもしたと勘違いしたんじゃないだろうか。
いや、絶対そうだ。Tはすぐそっち方面に考える奴だ。
そんなことを考えていたら、笑いが止まらなくなり、小刻みに胸が震えて激痛が走った。
「ど、ど、どうしたんですかっ?!」
看護師さんが飛んできたけど、悶絶しながら「いえ、なんでもありません」と言うものの、あの痛さはただ事ではなくて、もう死ぬかと思った。

ああ、Tさんに確かめたいけど、野暮だよなぁ。