再度黒ニンニクを挑戦!
千葉県匝瑳市にある飯高檀林跡は日本最古の大学です。ここは天正8年(1580)に開かれた仏教の学問所で立正大学の発祥の地です。明治7年(1874)に閉じられるまで294年間続いた歴史ある日蓮宗内の学問所、現在は千葉県の史跡として、講堂などが保存され、一般公開されています。
「檀林」とは寺院の尊称であり仏教の学問所を意味しています。全国に存在した檀林の中でも、飯高檀林は最高の地位と最大規模の教育機関だったとのことです。
風格があり落着いた雰囲気の講堂、多くの若き僧が学んでいた場所です。
飯高檀林の修学課程ですが、匝瑳市教委の資料によりますと
「今の学校に例えると大学としてみることができ、初等教育課程から専門研究課程に至る8階級が設置されていた。①名目部②四教儀③集解部④観心部⑤玄義部⑥文句部⑦止観部⑧御書科 全教育課程の終了まで36年もの期間を要した・・・」とのこと。つまり現代で言う、「最高学府」の「大学」に近いものなのです。
それにしても、36年!とんでもなく長い修学期間ですね・・・