ボンの部屋

このところ涼しい日が続いていて、
クーラーなんて無縁な日を送っている。
去年の夏は暑くてダレダレだったが
夏は暑い方がいいと思っていた。
だが
去年の夏を体験すると
やっぱり夏は涼しい方がいい。
それに私は夏は苦手なんだ。

約４年前の８月１０日ボンが一人暮らしを始めた。
その年の夏、行ってしまったボンの部屋で私は過した。
と言うのも、私の寝ている部屋は物置部屋で
エアコンがないし狭くて暗い
ボンの部屋は東に出窓、南にベランダで
我家で一番眺めがよく明るい部屋なのだ
なので早速夏の間住むことに

ところがその部屋でボンは咳き込んだり
金縛りにあったりしていて、余り気に入っていなかったよう
私もその夏、ボンの部屋に住むようになってから咳が出るようになった
Ｋよんが言うには、ベッドの高さが低すぎて埃を吸い込むのは？
と言うことで、その部屋に住むことをやめて、私の咳もとまった。

そして、一昨年の春先、Ｋよんが明るくて気持ちのいい部屋だと
ボンの部屋に引っ越してきた。
Ｋよんはとても気に入り、カーテンを新しくしたり
しっかり、自分の部屋にしてご機嫌で暮らしていたが
色々な嫌な事がたてづづきに起きて、ボンの部屋を放棄した。

そして今年、私がまたボンの部屋に暮らしている。
今回はとても気持ちよく、睡眠もよくとれ快適である
しかし、私とＫよんの間では、
あの部屋には何かが棲んでいると思いあっているのだが・・・