今朝になって眼にした喪中はがき
私宛に・・・
広島に住んでいる私の友達からだ
文面を見てビックリ
今年の3月に長男が亡くなったのだという
今日まで全く知らなかった
ビックリして言葉にはならなかった
毎年お盆の頃には帰省してくるので
新宿とか吉祥寺なので会っておしゃべりする
今年は帰ってこないと思っていたが
何も不思議には思わなかった
メールもしなかったし来なかった
それも不思議に思わなかった。
彼女は6年ほど前の、旦那さんをクモ膜下出血で亡くしている
それから2年もしない内に、
息子さんが事故に遭い意識不明だとメールがあった
脳がもうグチャグチャなっていて目覚めないと言っていた
そのころ、
彼の噂を聞いて広島の私立中高で一緒だった
ケミストリーの堂珍が意識不明の彼を見舞って
病院が大騒ぎになったなどと話していたが
半年以上経って、本当に奇跡と言っていいほど目覚めた。
それからのリハビリ生活を、彼女は仕事をしながら必死で支えてきた。
必死の看護で、車椅子の生活が出来るようになり
家族も認識できるようになったらしい。
今年のお正月に彼女に会ったとき、入院中の病院で痰が絡んで
再び意識がなくなってしまったと聞いた
看護不行き届きだろうが息子を人質にとられているので
病院に文句も言えないと・・・
私の目から見ると、不幸としか言えない出来事が次々に起こったが
いつ会っても明るく元気で、愚痴一つ言わなかった
喪中のはがきを見て息子さんの死に驚いたが
どんな姿でも生きていてさえくれればと思うのが親なのだ
さすがの彼女も息子さんの死に、力を落としてしまったのだろう
お悔やみの手紙を書こうと思うが
こんな時、励ます言葉も、見つからない
もう、8ヶ月も経ったが、
どんなに時間がたっても子供を失った悲しみは
きっと癒えないだろう。
本当に悲しい・・・