いま、とても寂しい気持です
ひとつの時代が終わるのだと
母と私達 姉妹ふたり、
昭和32年の父の死以来
力を合わせて生きてきました
母が逝き いま姉もこの世を去ろうとしています
私ひとりが残りましす。
昨日 もう姉が長くは無い様なので
お見舞いに行って来ました
一昨日 立川の昭和記念公園に行った時の道を
また八王子に向けて走りました
八王子にはもう10年は行っていません
色々な時につけ姉の家に遊びに行った思い出が
甦って来て みどりの風がすがすがしい
16号線沿いの公園の 新緑の中を
思い出とともに 走って行きました
姉の家の近くの家々の辻も
みんな懐かしい場所でした
あれはいつの事だったのだろう
確か去年の秋 母の七回忌の法事を
田舎でやった時
それが元気な姉に最後に会った時でした
あの時も 随分痩せてしまって・・・
40才の時 乳がんをやってから
ずっと癌と闘って頑張っていた
愚痴一つ言わないおおらかな姉です
昨日会った姉は
私の知っている姉の面影はどこにもなく
私の知らない全くの別人だったんです
その事にショックを受けて 寂しかったけれど
ココの弟のカイを見て癒されました
カイは今日、16歳1ヵ月11日です
カイも一生懸命生きています
この取り上げお婆を覚えていて
クンクンと鳴いて主張をしてくれました
デブリゲストな私・・・
なんじゃ この酷い抱き方は
カイはココの兄弟の中で一番可愛い顔をしています

カイもなんだか寂しそうです
生まれて間もないカイとココ
ココはもうこの世に居ないけど
みんな まだ生きているのかな
16才1ヵ月の兄弟達・・・
昨日の夕方姪から来たメールの一文に
「カイはお母さんのベッドに上りたくてしょうがないみたい。
看護師さんがカイをベッドに乗せてあげたら、
お母さんはカイをキュッて抱きしめてました。
無意識っぽかったけど

」
と言う文があって
それを読んだらカイが可哀想で
泣いてしまいました。
今朝 甥からメールが来て
「お母さんは今、雲の布団で彼方とこちらを行ったり来たりしています。
こないだちょこっと此方におりてきて、ベットに座っている姿がキュートでした。」
そしてお母さんがこんなに長く生きられたのは、お父さんのお陰です
と結んでありました。
これを読んで、朝から 涙、涙でした。
まだ生きて居るのに こんなに悲しいなんて