ミルクとの出会いまで
突然命を落としてしまったクッキー
最愛のクッキーをうしない悲しみにくれていましたが
クッキーの別れから2ヵ月、新たな犬との出会いがありました
2018年8月3日、マルプーのミルクが我が家にやって来ました
新たな犬との日々がはじまりました。
恩賜上野動物園で飼育されていたジャイアントパンダのシャンシャンは21日午前7時10分ごろ、トラックで同園を出発し、午前8時半ごろに成田空港に到着した。
現在5歳のシャンシャンは2017年6月に上野動物園で生まれ、同園で29年ぶりに誕生・成長したパンダの赤ちゃんとなった。所有権を持つ中国との協定で同日に返還されることになった。
「最後にシャンシャンに会いたい!」。しかし、残念ながら観覧の抽選に漏れてしまい、直接、シャンシャンにお別れを言うことができなかった栞乃子さん。寂しくて家で泣いてしまったが、中国四川省にパンダを見に行ったことがある父親からの「夏休みにシャンシャンに会いに行こう!」という提案にパッと笑顔を輝かせた。栞乃子さんは「夏休みの自由研究のテーマは『シャンシャンの中国での暮らし』にする!」と今から張り切っている。
シャンシャンは、同日午後1時前に飼育員と共に専用の飛行機で飛び立ち、同4時25分、四川省の成都双流国際空港に到着する予定だ。税関などの手続き後に、パンダ研究センターや税関のスタッフに付き添われ、車で約160キロ離れた中国ジャイアントパンダ保護研究センター雅安碧峰峡基地へ移動し、そこで約1カ月の隔離検疫期間に入る。地元の天気予報を見ると今のところ最低気温は3度、最高気温は9度。湿度が高いので体感温度は東京より寒く感じるという。
中国ジャイアントパンダ保護研究センター雅安碧峰峡基地の面積は約20平方キロ、森林被覆率は95%を超える、国家最高レベルの観光名所だ。中国ジャイアントパンダ保護研究センター、野生動物公園、観光地の三つの部分で構成されており、「全国大衆科学教育基地」になっている。
中国ジャイアントパンダ保護研究センターは、パンダをめぐるPR・教育、パンダの飼育・保護などの機能を集約、一体化させたパンダの楽園と呼ばれ、パンダ繁殖農場、パンダ幼稚園、パンダ病院、パンダ科学研究機関など、20を超える研究所と施設を備えた世界最大かつ最も総合的なパンダ保護機関。日本のテレビにもよく登場する、世界的に有名な場所だ。
環球時報は「シャンシャン最後の1日、日本の民衆が長い列をなし涙の別れ」と題し、19日の最後の一般公開の申し込みの倍率が70倍に達したことを紹介。複数の来園客がシャンシャンとの別れを惜しんで涙を流す様子を映像で伝えた。
また、澎湃新聞は「日本の人々が涙でシャンシャンに別れ」と題し、涙にむせぶ女性たちが「シャンシャンなしでは生きられないかもしれない」「シャンシャンにありがとうという気持ちです」「また会おうねって、上野のこと忘れないでねって言いたいです」などとコメントする様子を伝えている。
中国のネットユーザーからは「日本ではこんなに人気があるんだね」「日本の人々のパンダへの想いは本当に良い」「北京五輪の時には日本の記者(辻岡義堂アナ)も(パンダをモチーフにした)ビンドゥンドゥンが大好きだったもんね」「日本人ってこんなに中国の国宝を好いてくれてるのか。ちょっと感動しちゃったよ」「ぜひ中国に会いに来てね」といったコメントが寄せられている。
シャンシャンは2017年6月12日、リーリー(父)とシンシン(母)の間に誕生したメスのジャイアントパンダ。20年12月に中国に返還される予定だったが新型コロナウイルスなどの影響で延期され、21日に返還されることが決定。同日午前7時過ぎに上野動物園を出発した。(翻訳・編集/北田)