『少年時代』のDVDを見ていました
こののどかな田舎の風景
夏が過ぎ風あざみ
こののどかな田舎の風景
物語の中では終戦の1年前から
終戦までですが
映画を作ったのは1990年8月だそう
なので平成2年です
平成の時代に よくこんな
戦時中のような田舎の風景が撮れたって
本当に驚かされます
主人公2人 武と進二
武のちょっと屈折した友情
進二が東京から転校してくるまで
クラスで1番秀才だった武
良き友 良きライバルになるはずだったが
都会の少年に対する憧憬が
屈折した方向 いじめという形を
とりながらも
どこか心を通わせている
小説『長い道』を読んでいたせいか
(と言ってもまだ1/4しか読んでいないけれど)
ラストシーンは涙が止まらなかった
井上陽水の歌がずるい
涙を誘います
誰のあこがれにさまよう
青空に残された
私の心は夏模様
夢が覚め夜の中
永い冬が窓を閉じて
呼びかけたままで
夢はつまり
思い出のあとさき
夏祭り宵かがり
胸のたかまりに合わせて
八月は夢花火
私の心は夏模様
目が覚めて夢のあと
長い影が夜に延びて
星屑の空へ
夢はつまり
思い出のあとさき
夏が過ぎ風あざみ
誰のあこがれにさまよう
八月は夢花火
私の心は夏模様