新・ぴんぐーぶろぐ ~ぴんぐーの東京街なかラン日記~

皇居周り約半径5キロを走って見える景色
ネタ切れ時はジュニア登場

長野マラソン (ランニング人生一番のレース?!)

2013-04-27 12:00:02 | Weblog


気温0.4度、大雪
顔に吹き付ける雪、路面の雪や水溜りに注意を払ってのスタート。
でもスタート直後からの「がんばれー」「雪に負けるなー」の声援
あの大雪の中、朝8時過ぎから沿道で応援してくれる長野の人々!
雪に慣れているからと言うのもあるだろうけど、本当に、長野マラソンが市民に定着していて
文字通り、背中を押してもらいました



しかし、それでもビショビショになった手袋、足にまとわりつく雨合羽、まるで服を着たまま冷水シャワーを浴び続けている感じ。
記録は無理。完走が目標。我慢して、負けずに足を前に出すことだけを機械的に繰り返す。
写真右の青色の雨合羽をはいているのが私@エムウェーブ。まだまだ前半。



15km辺りで同僚のマークとすれ違う。カッパも着ずにランニング姿で快走中の彼は、その後も星野選手らにぴったりはりつき、最後はスパートまでして、2時間48分でゴール あっぱれ!
ランナーそれぞれにストーリーあり、それぞれが雪の中をもくもくと走りきったわけです。

しばし走って千曲川の土手、遠くから聞こえてくる「ザ・カナディアン・クラブ」の演奏。
スタート号砲が鳴った後に始まった演奏がとても力強くてノリとテンポが良くて、寒い雪の中だけど、頑張って走っていけーと背中を押してもらいました。そして寒くて辛かった32kmの土手、前方からまたもやリズミカルで、遠くまでしっかり通るボーカルが聞こえてきて、どれだけ元気をもらえたか言葉では表せません!出来ることなら沿道中にスピーカーを置いてもらって聞きたかったです。とにかく心と体にストレートに入ってくる素晴らしい演奏でした。

ここらで雨合羽のズボンを脱ぐ。足に突き刺す寒風はまるで冬の露天風呂に出た感じ。
でも足さばきは格段に良くなる。"もっと早く脱ぐべきだったのだ"と村上春樹風に思いながら、走り続ける。


ちなみに4km地点の川内選手!埼玉県庁がくまもんキャラの手袋してた(笑 最高の走りですね。

雨合羽の上も脱ぎ、半そでになって、ラスト2.195kmは10分13秒。ネットで3時間26分42秒。

そして1週間たち、なんだかとてつもないレースを走ってしまったのではないかと思い始めました。
2013年の長野マラソンを走ったということが、ランニング人生の宝になりそう。そんなレースでした。


レース後、マークと枡一酒造で。最高のひと時

長野マラソンのムービー、最高です。