ある方と同居している愛犬が亡くなったらしい。
(ぼくは動物に対して飼っている、という表現はしない)
14歳だって。
見送った家族の皆さんの気持ちを思うと胸が痛みます。

実はぼくも高校生の頃
物心がついた頃から一緒だった愛猫・ミイを亡くした事がある。
ある日の夕方
ミイはぼくの目の前で静かに眠るように逝った。
その夜はミイのお気に入りだったダンボール箱に入れてあげ、
冷たく硬直していたミイのそばに居て、一晩中なでてあげたり話かけたりしていた。
翌朝、ぼくの手で掘った穴にミイを埋めてあげた。
最後の最後、
あとはミイの顔に土をかけるだけの時ぼくは
少しためらった。
その瞬間はたぶん一生忘れないと思う。
だからぼくは知っているつもりなのだ。
動物と一緒に暮らすのは相当な覚悟がいる事を。

人間ってあまり強くない生き物だニャ。

キミが言うなよ
