音のしっぽ

音楽のこと、娘のこと、日々のつれづれ♪

漢字を学ぶ

2007-07-17 | 点字
日曜日には、「題名のない音楽会」で音楽の原点を感じ、
月曜日に偶然見たテレビでは、教育・・学ぶということの原点を感じた。

それは、盲学校での授業がいろいろと紹介されていたのですが、その中に、いわゆる6点で表される点字でなく、漢字を学ぶシーンがありました。

漢字が触ってわかるようになっており、
それを覚えて言うのです。

「道」という字は、「カタカナのソに首、しんにょう」というように。
先生が、しんにょう の説明をされてる時はうっかりと聞き逃してたのですが
「しんにょう」の意味も子どもたちは理解して、漢字のなりたちから、漢字を理解、覚えているのでした。
「馬」という字の点4つは、馬の足のこと。
ポニーテールの髪型をしている女の子の髪を触らせて、
これが馬のしっぽよ・・・と

語りもしていた6年生の女の子はすでに、小学校で必要な漢字をすべて覚えているとか・・・
パソコンでも、漢字変換するときに漢字がわかっていることは必要です。
テレビでも、6年生の女の子が変換する様子を映してました。
(盲人の方にはパソコンから音声が出ます。)

こうして漢字を覚えれば、いいのね・・
ただ、覚える。
宿題だから、テストでいい点を取りたいからでなくて
「学ぶことの楽しさ」を教えてもらいました。

点字では、漢字の意味まではわからないから、異名同音の言葉はむずかしいです。
その6年生の子が、「三重の塔」を30の塔だと思っていたと・・・

それから、狂言を発表するシーンもあり、とても発声がよくて上手でした。

ビデオとればよかったわ。残念。