"The Tale Of How" (2007)by The Blackheart Gang
iFILMで見つけたアニメーション、"The Tale Of How" 。あまりのクオリティに目が釘付け。その世界は「快楽の園」ボッシュ+ティム・バートン+ハウルの動く城とでも形容しましょうか?クリーチャーデザイン、色彩感覚そして全体の構成、全てが信じられない完成度です。まずはご覧いただきたいと思います。
<サイト>
<メイキング>
上記サイトのムービーが重い場合、こちら<メイキング>のYouTubeでも本編を見ることが出来ます。
←オープニング
←鳥たち
←怪物
←怪物を倒すために葉っぱ準備
ストーリーは奇妙な鳥たちの暮らす世界に、OTTOという触手をもつ怪物が襲ってきます。そこで残った鳥たちは助けを求める手紙を瓶につめて流します。そこに現れたのが救世主?小さなネズミみたいなエディ(トップ画像)。ストーリーは全てオペラで歌われます。
サイトには何もインフォはありませんが、YouTubeにメイキングが上がっています。それに依りますとThe Blackheart Gangは南アフリカのケープタウンの友人同士3人組(ミュージシャン兼ライターのマーカス・ワームストーム、コンポーザー兼アニメーターのユーニス・ヘンドリック、イラストレーターのリー・トレウィク)のユニットで、この作品は純粋に趣味で作成されたアニメーション。構想は2005年にスタート、仕事の合間に作成されたもの。たった4分の作品ですが、どのくらい時間がかかっているかは想像出来ない・・ショート・フィルムとしてのアート性、オリジナル性の高さは素晴らしく、アカデミー賞ショート・フィルム部門を取った「ストリート・オブ・クロコダイル」を見たときの衝撃と同じくらいのインパクトを受けました。
この"The Tale Of How"は、ドードー・トリロジ3部作の2作目、"The Tale Of Bin" "The Tale Of Win"の真ん中。また、ドードー・トリロジーは"The Household"という大きな物語の一部。3Dアニメーションを使い、300に及ぶレイヤー、多数の無償の協力者による大作。ウォーター・カラーのような繊細な色使いや墨絵のようなテクスチャは、日本の浮世絵のテクスチャを使用しているみたいですね。マーカスの背景には村上隆のイラストポスターが貼ってあるところを見ると、日本びいきかもしれません。また、イラストはペンとインクで描いて、データを取り込みさらにフォトショ加工しているとのこと。たしかにあの繊細な線はなかなか描画ソフトでは出せません。特に素晴らしいのがイラストなのです。ちょっと気持ちわるくて可愛い私の好きなタイプ。プラド美術館のボッシュの絵の前で唖然としたことを思い出す、摩訶不思議なイラストの数々。DVDも出るそうですので、購入できるようなら購入したいな・・
(文中のインフォは聞き取りなので違っていたらゴメン)
iFILMで見つけたアニメーション、"The Tale Of How" 。あまりのクオリティに目が釘付け。その世界は「快楽の園」ボッシュ+ティム・バートン+ハウルの動く城とでも形容しましょうか?クリーチャーデザイン、色彩感覚そして全体の構成、全てが信じられない完成度です。まずはご覧いただきたいと思います。
<サイト>
<メイキング>
上記サイトのムービーが重い場合、こちら<メイキング>のYouTubeでも本編を見ることが出来ます。
←オープニング
←鳥たち
←怪物
←怪物を倒すために葉っぱ準備
ストーリーは奇妙な鳥たちの暮らす世界に、OTTOという触手をもつ怪物が襲ってきます。そこで残った鳥たちは助けを求める手紙を瓶につめて流します。そこに現れたのが救世主?小さなネズミみたいなエディ(トップ画像)。ストーリーは全てオペラで歌われます。
サイトには何もインフォはありませんが、YouTubeにメイキングが上がっています。それに依りますとThe Blackheart Gangは南アフリカのケープタウンの友人同士3人組(ミュージシャン兼ライターのマーカス・ワームストーム、コンポーザー兼アニメーターのユーニス・ヘンドリック、イラストレーターのリー・トレウィク)のユニットで、この作品は純粋に趣味で作成されたアニメーション。構想は2005年にスタート、仕事の合間に作成されたもの。たった4分の作品ですが、どのくらい時間がかかっているかは想像出来ない・・ショート・フィルムとしてのアート性、オリジナル性の高さは素晴らしく、アカデミー賞ショート・フィルム部門を取った「ストリート・オブ・クロコダイル」を見たときの衝撃と同じくらいのインパクトを受けました。
この"The Tale Of How"は、ドードー・トリロジ3部作の2作目、"The Tale Of Bin" "The Tale Of Win"の真ん中。また、ドードー・トリロジーは"The Household"という大きな物語の一部。3Dアニメーションを使い、300に及ぶレイヤー、多数の無償の協力者による大作。ウォーター・カラーのような繊細な色使いや墨絵のようなテクスチャは、日本の浮世絵のテクスチャを使用しているみたいですね。マーカスの背景には村上隆のイラストポスターが貼ってあるところを見ると、日本びいきかもしれません。また、イラストはペンとインクで描いて、データを取り込みさらにフォトショ加工しているとのこと。たしかにあの繊細な線はなかなか描画ソフトでは出せません。特に素晴らしいのがイラストなのです。ちょっと気持ちわるくて可愛い私の好きなタイプ。プラド美術館のボッシュの絵の前で唖然としたことを思い出す、摩訶不思議なイラストの数々。DVDも出るそうですので、購入できるようなら購入したいな・・
(文中のインフォは聞き取りなので違っていたらゴメン)
アランさんの検索でこちらを知って、たびたびお邪魔しています。
メイキングYOUTUBE見ました。すごいです!!日本の浮世絵の海が、海のモチーフになっていて鳥肌が。
本編はやく見たいけれど、正座してきちんと見たい感じです。色使いも素敵。
またお邪魔します♪
お返事遅くなってすみません。
アランせんせえの検索でこちらに?それは嬉しいです!実は俳優別でいうとアランせんせが一番記事が多いんです・・・最近増えてないですが!ロビンフッドとか記事にしたいのですが・・・
この作品、本編まだご覧になっていないですか?とっても不思議ですよ!本当に素敵です。ちょっと怖可愛い。メイキングも凝っていますよね!
それでは、これからもよろしくお願いいたします!