大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
大阪市鶴見区今津北にあります。

ぽぽろ自転車学校

2010年01月12日 | 児童デイサービス
「自転車学校」と言うとおおげさかもしれませんが、
3日で乗れるようになった2年生Yuくん。down




前回はカーブが出来ませんでしたが、この日はスイスイと公園を回っていました。
余裕で笑顔の走りです。symbol5



お弁当を食べ終えて、
「公園に自転車乗っていく人ー??」に
「Yo!」「Yo!」と自分の名前を連呼して立候補のYoくん。
「はーい」ではなく、「Yo!」と自分の名前を言って
ぼくが乗っていくんだ、ぼくがやるんだとアピールしたことにスタッフもお母さんも感動clap

お兄ちゃん達が乗っているのを見て、憧れていたYoくん。やる気、乗る気マンマンfire

階段の下に置いてある自転車に近づき、かわいい瞳で「早く行こうよ」と訴えかけています。


さっそく乗って(まだ乗れないので、私が支えながら)
公園へ出発exclamation2



少しずつ、バランスを取れるようになって距離が伸びていきます。
でも、自分の思った距離進めないと八の字眉毛で「キーッ!!anger」と怒っていました。
お兄ちゃん達みたいに、スイスイと、公園の周りを走ることが頭の中に描かれているのかな。








30分くらい、いや、もっと乗っていたでしょうか?
直線コースなら、スイスイ乗れるようになりました。
「やったーやったー」と手を取り合って喜びました。
Yoくんも満足そうsmile。かわいい笑顔でした。

でも、お兄ちゃん達みたいに、「公園の周りをスイスイ」が頭の中にあるYoくんは、まだまだ乗り続けます。
こうなったら二人乗りでもいいから「公園の周りスイスイ」を味わいたいと思ったのか?


多分、2~3日前の、Uさんとのこの二人乗りを思い浮かべていたに違いありません。
down


ところが・・・・






こんなんなっちゃった。
あれeqなんか違うquestion2


ここで、Yoくん、真顔で一言。













「おもい・・・・」

Yoくんに「乗って!」と言われて後ろに乗ってみたOさんでしたが、
「おもいよなー、進まへんよなー。」
と、大爆笑winkでした。



自転車を通して感じたこと。

誰が乗りなさいと言った訳でもなく、練習しなさいと言った訳でもないのに、お友だちが乗ってるから、やってみたい、僕もあんな風に!!という憧れの気持ちから始まって、目を輝かせながらすごいパワーkirakira2を発揮していく子どもたち。
学童って本当に貴重な場だなー、すごいなぁーと改めて感じます。

乗れることを目標にexclamation2なんてこれっぽちも思っていませんでしたが、乗りたいなと憧れる、乗れるようになっちゃったーgoodの過程を見ていると、とても嬉しくなりますし、「やったー」という感動の瞬間も一緒に味わうことが出来て、幸せだなあcloverと思います。
(ご家族の皆さん、感動の瞬間を奪っちゃってごめんなさいねbe





追伸:自転車をもう一台頂きました。Tさん、ありがとうござます。