一般的にポリ袋の印刷版は大きくなるほど高価になります。
例えば、45リットル用ゴミ袋(片面1色印刷 幅650ミリ長さ800ミリ)の印刷版なら約7~8万円程度です。
それに対してLサイズレジ袋(片面1色印刷 幅390ミリ長さ480ミリ)の印刷版は2~3万円でしょう。
ただし、長さが短いものは逆に印刷版の値段が高くなる場合があります。
ポリ袋の印刷版は円柱状です。
そこに印刷内容を彫り込んで、回転させて印刷します。
そのため印刷版の円周はレジ袋やポリ袋の長さに関わってきます。
ですから長さが短くなれば印刷版代が安くなるのですが、あまりにも小さい(細い)印刷版では印刷ができなくなります。
短い袋は一つの版で2枚印刷するようにするので、版が大きくなり高価になります。
レジ袋は同じデザインで数サイズを作成する場合がありますが、なぜ小さいサイズのレジ袋の印刷版の方が高いのだろう?と思ったらこんな話を思い出してください。