特殊ポリ手袋が売れなくなる

ポリ袋の値上げが繰り返されています。
ポリ手袋もポリエチレンで作られているので、同じように数度値上げになりました。
ポリ手袋には指の付け根に特殊加工を施したもの、指の部分を波のような形状にしたもの、若干のびる素材を練りこんだものなど手から抜けやすいというポリ手袋の欠点を補う工夫がされた製品があります。
通常のポリ手袋よりも高価になりますが、プラスチック手袋（ドクターやナースが装着するピタッとした手袋）に比べると安価なため、プラスチック手袋でなくてよい仕事はこちらの特殊加工のポリ手袋を使用し、作業による使い分けをすることで経費削減に貢献してきました。


さらにコロナ禍でプラスチック手袋の供給がストップした時期があり、その際にはこのポリ手袋が重宝されました。


しかし、プラスチック手袋の供給が戻り、ポリ手袋の値上げが進むとプラスチック手袋とポリ手袋の価格差が縮まり、特殊加工のポリ手袋の需要が落ちてきました。


これからさらに値上げが進むと、需要がさらに減るかもしれません。
もちろんプラスチック手袋も値上げになっているので、全く必要になるということはないでしょう。
それにしても、いつまで価格上昇が進むのか考えると怖くなります。

(株)ジャパックス
PGT01　TPEプレミアムフィット　ポリ手袋　S　100枚
Sサイズ箱入りポリエチレン手袋です。低密度ポリエチレンにTPEが混入しているので、ソフトな肌触りで指にぴったりフィットし作業効率がUPします。内エンボスで着脱スムーズ。食品加工・調理、介護、清掃・機械作業、園芸等幅広い場面で活用できます。（食品衛生法適合）
TPE：熱可塑性エラストマーと言い、プラスチックのように加熱により何度も成形ができる優れた加工特性を持ち、ゴムのような弾力のある製品が作れる高分子素材のこと。

福助工業

ポリ手袋　指フィット