行ってみませんか... こんな 素敵な世界へ

好奇心旺盛な長年の体験で、行って、見て、食べて、泊まった素敵な世界を、皆んなにちょっぴりお裾分け...

地中海の『美の島』 コルシカ島 13 < ボニファチゥ 3 >

2021-09-06 00:59:31 | 素晴らしき世界/コルシカ島
巻頭写真 : ファッジ湾

コルシカ島は人の手が作り上げたものではなく
地球創生期からの野生の地形と自然が残っているので
『Ile de la Beauté 美の島』と呼ばれる



前回の続きで「ボニファチゥ」を堪能していただきます
周辺の海の観光の続き


このアーチをくぐって左に向きを変えると
 操船技術に慣れている地元の遊覧船以外はカヌーやカヤック
ジェットスキーでしか入れない一番人気の洞窟


『Grotte du Sdragona スドラゴーナ洞窟』

海面の動きを図って波が低くなった瞬間に
後ろ向きに全速力で入る
後ろ向きだと舵が前になるのでとっさの変化で対応できるから


中は一瞬薄暗く感じるが上から光が差し込んでくるのに気付き
上を見上げると


海洞の天井に
なんと「コルシカ島」の形で穴が空いている


Photo by ⒸGoogle Map

地上にもしっかりと島の形で穴が開いているのがわかる
さらに


真ん中に船がいるのが見えるでしょうか
そこを通り抜けると別世界
外海の波を全く感じない
海面が鏡のように平らで静かな入り江があるのです

『Cirque de Fazzi ファッジ圏谷』

かつてコルシカの海賊たちが
ジェノヴァやピサあるいはスペインの戦艦を発見した時に逃げ込んで
隠れたところ

Photo by ⒸGoogle Map

外海から完全に姿を隠すことができる複雑な湾


『Plage de fazzi ファッジ浜』



さて沿岸から離れて少し沖に南下してみよう
ボニファチゥから南東に10kmで『ラヴェッジ諸島』という島々がある


Map by ⒸGoogle Map

地図左上の「ボニファチゥ」があり
右端の縦に3つ並ぶ島々が『Archipel de 'lIle des Lavezzi ラヴェッジ諸島』
主な島が6島
岩礁を入れて23の島々からなり
一番上の小さいのが『Ile Ratiu ラティウ島』
大きな二つの北側が『Ile Cavallu カヴァルゥ島』
一番南が『Ile Lavezzu ラヴェッズゥ島』


『ラヴェッジ灯台』



ボニファチゥから30分くらいだったか
夏のシーズンは1時間半に一本くらいの頻度で船が30人ほど乗客を運んでくるが
帰る人も当然いるので




限られた砂浜は人が結構たくさん溢れるが
小さな島で非常に入り組んでいるので少し歩き回れば


自分達だけのビーチを確保することは意外と容易い



体高5mはゆうにある巨大な像岩もあったりする


一番標高の高いところで30m
ほとんどは海抜1mの世界です






美しい海と奇岩の数々を眺めていると
楽園というものがあるとすれば「ここ」にちがいない
と思えてくるのです



墓地があった
しかし今この島には定住民はいない


でも場所柄貸別荘や分譲別荘はある
しかし
この「ラヴェッズゥ島」がフランスの人が住む最南端と言われている

では再び「ボニファチゥ」の町に引き返そう


細長く切れ込んだ湾「カランク」に入り口



岬の先端の上から見下ろすとこう見える
港に向かって進んで行こ途中
まだ旧市街まで間があるあたりに海面の高さに小さな洞窟が幾つかある




これらは波が岩盤を侵食して穴を穿ち
岬の下をくぐって反対側(外海側)まで繋がっているのだとか

先回この港には超大型クルーザーが停泊していることが多いとご紹介した


すでに大型船が見えてきた
どんな船が見られるかはその時の運しだいと言うことで
例えば



後部に上陸用モーターボートの格納庫があるなんて初めて知ったことでした



外洋航行ようのソナーうあ高度なレーダー装置が禍々しく乗っかっているのです


こうなるともはや客船です




最新型のヨットもいたりして


これは繊維製の帆を張る必要のないポールと腕木だけで走れる
最近中も越されているハイテクのヨット




波止場のレストランで目と鼻の先にこんな光景を見ながら夕食を取るって
結構浮世離れしてて楽しいですよ


上と下とはきているがカラーリングが違います




小さな一人乗りヨットで世界一周するヨットマンも居るけれど
広い寝室にはキングサイズのダブルベッドが備わり
浴槽のあるバスルーム
途方もなく広いリヴィング・ルームにダイニング・ルーム
ゲーム室にゲスト用の寝室多数
サンデッキも上中下にあって
当然クルーようの部屋もある
なんてクルーザーで嵐でもほとんど揺れずに大洋を横断する人たちがいるのです

さて城塞ですが
城門をくぐって中に入ったらすぐ振り返ると博物館になっています

『Bastion de l'Etendard 連隊稜堡』

つまり外から見上げた大きな部分が「連隊稜堡」と名付けてある「橋頭堡」で
砦とか出丸みたいな意味です
中は




上と下は台所の再現



最近になって城壁の修復が急ピッチにす数でいるようで


かつてこんなだった部分も今では


こんなになって





ずいぶん立派になりました





岬の先端に近い人の住んでいない方から旧市街の方を振り返ると






では今度は城門を出て
港に降らずに正面の高台の方に行ってみよう


まずこの角度の写真が撮れる
さらに進むと


こうなって


ボニファチゥの砂粒の上からも


ちなみに「砂粒」は船から見るとこうです

さらに離れて行くごとに


見え方が


変わってゆきます



では次回はボニファチゥの素敵なホテルをご紹介することにしましょう
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https://veritas21.com  『こんな旅がしてみたい 誰も真似のできない旅のプランナー』
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