MOUNTAIN PEOPLE ~Life in Sasayama~

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Paul MacCartney

2019-03-25 04:36:16 | Argentina
「ポール・マッカートニーがアルゼンチンにやってくる!」
しかし、チケット購入サイトを覗くと、日本公演より安いものの、一万五千円はする・・・・。
そこで考えた。会場は、パレルモのポロ・スタジアム。リベルタドール通り側からは筒抜け
なはず。さすがにメンイストリートのリベルタドールを封鎖はできないだろう。
うまくいけば、会場の外から、見えるはず・・・・。

というわけで、昨日、作戦を実行しました。
夜9時。自転車で会場へ。

コンサートはもう始まっている。
イメージしていた通り、リベルタドール側から、音が丸聞こえ。
普通にコンサート会場にいるレベルの音量で聴ける。
自転車を足場に通り沿いのフェンスに腰かける。
フェンスの上から会場が見える!やった!

そして、次の曲が始まった。
Hard Days Night!!
そして、立て続けにAll My Loving!!!
ポールの声は若々しく、老いを全く感じない。
その後も、ソロ、ウィングスの曲をはさみながら、ビートルズの曲を
次々と披露する。
revolverの名曲、got to get you into my life、Eleanor Rigby
「civil rightsについての曲」とMCして歌ったblackbird

ふと回りを見ると、同じようにタダ見をしようとする人々であふれている。
1000人はいるだろうか。

通りかかった車は、警察の制止を振り切り、一時停止をし(そりゃそうだ)、車道は大混乱。
(やがて、リベルタドールは封鎖になった。)

後半、さらに名曲の連打。そう、名曲なら吐いて捨てるほどあるのだ。
from me to you、love me do、obla di obla da、shout、band on the run。
a benefit for Mr.kite、Lady Madonna ・・・・。
ポールの曲だけでなく、「ジョージにささげる」と言ってsomethingまで披露。
そして、クライマックス。
ピアノに座り、静かにあのイントロを刻み始めた。Let it Be。
Live and let dieでは花火が打ちあがった。

本編最後は、Hey Jude!!
当然の大合唱だった。
アンコールの最後は、golden slumbersからthe endまでのabbey roadのメドレー
で締めくくった。

ジョンもジョージももういないけど、若々しい声とシャウトで
歌い続けるポールの姿に感動した。
1965年ではなく、まさかの2019年に、ポールの歌を、
まごうことなき名曲の数々を、まさかの無料で満喫した夜だった。