マイホームを購入する際、家の所有の名義を誰にするかは大事です。私は、夫婦一対と考え、夫婦の共有とすべきと考えています。理由は、家は大きな資産であること、そして家族の根幹を成すものだからです。それぞれの持分は、理想的には、半々だと思いますが、ローンを夫の名義で組むことになると、頭金だけでも妻の名義には出来ます。たとえ、妻がその時点で働いていなくても、以前働いていた貯金を充てることにすれば良いでしょう。
マイホームを所有する場合、持分よりも、単独名義か共有名義かが重要になります。将来相続などの問題が出てきても、共有の方が、揉め事が起こる可能性が少し減るのでは、とも思います。マイホームを購入する際、名義をどうするか、最初が肝心です。写真は新築マンションの内覧会で、恐る恐るお部屋に入るご夫婦です。(88)
洗面化粧室には、使いやすさ、明るさ、清潔さ、それから雰囲気も夢も欲しいところです。ここでは使いやすさ、について考えてみます。まず、洗面台の幅ですが、少なくても1mは欲しいものです。内訳は、洗面器の幅が60㎝、そして、左右に20㎝のスペースということになります。また、洗面台の高さは、一般的には75㎝、でも最近は高くなる傾向で80㎝以上、90㎝もあります。子供のことを考えると低い方が、となりますが、子供は成長するので、将来を考えると、80㎝以上、高めの方が使いやすいと思います。
また、タオル掛けの位置は、洗面台の上から、55㎝以上あれば理想的です。タオルの長さは約80㎝ですので、位置が40㎝では、二つに折ると、洗面台に付いてしまいます。タオル掛けは、好みもありますが、リングタイプよりも、折らないで掛ける長い方が、タオルも乾きやすいと思います。そして、手を洗って拭く時に、床に水滴が落ちないように、洗面台の中に収まっている方が、良いでしょう。
また、正面の鏡も洗面化粧台から天井まであると、空間が明るく広く感じられます。三面鏡の裏側は収納になっている便利なタイプが多いです。鏡の裏にミラーヒーターがついて曇らなくしてあるものもあります。それから、洗面室に必要なのはリネン庫です。ここにはタオル、下着、それから洗剤、シャンプーなども保管できます。リネン庫の有無、使いやすさ、容量、結構ここで差が出ることが多いので、モデルルームでこれらの点を確認下さい。(858)
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