マンションでも一戸建てでも、和室には、化学畳と呼ばれる畳が敷かれます。化学畳とは、畳表はイ草もしくは樹脂、そして畳床(畳の芯)は発砲スチロールとファイバーボード、底にはシートを貼ったものです。畳の厚さは薄いもので15㎜、厚いもので60㎜程です。畳床を稲わらで作ったものを本畳(ほんだたみ)と呼びます。
畳のチェックの項目は、畳表の張り具合、色褪せ、色ムラ、ほつれ、畳同士の空き、段差、畳の床への落ち着き具合などです。チェックの際は、まず、畳の表面を良く見て、触れてみること、そして、上を歩いて違和感がないかを確認します。
畳表は、イ草もしくは樹脂が一般的です。表面を見ると判別できます。畳表が樹脂製ですと、工場生産ですから、品質も一定ですし、色ムラもなく、色落ちもしにくいです。一方、イ草の場合には、天然ものですから、日焼けによる色落ちも少しずつしてきます。建物の完成から内覧会までに時間が経ちますので、売主も写真のように紙のカーテンで日やけを防いでいます。特に畳表がイ草の場合には、色落ちしやすいと言えます。
いずれは、青い畳も色あせて行きますが、やはり、新築には青い畳が気持ちの良いものです。もしも、お部屋の畳が、全体的にも、部分的にも相当に色あせていたら、不具合として指摘すれば良いでしょう。このお部屋にも、確認会には真っ青な新しい畳が入りました。それを見て、もうすぐ三歳の彩音(あやね)ちゃんもバンザイです。(81)
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