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➀内覧シートの書き込み方をアドバイスされ、30分ほどを目安にと言われ、自分達だけで部屋を見て、不具合を書き込み、受付で内容を確認(H工務店など)
➁業者が部屋まで案内し、部屋の中を説明をし、その後、一緒に部屋を回り、汚れなどの不具合があれば売主に言って、内覧シートは売主が書き込む(最も多い)
以上の進め方が一般的ですが、それぞれ、内覧会としては、不十分と思います。➀の方法は、30分位では何も分からない、また買主が内覧シートに書き込むのはおかしい、そして➁の方法は、業者と一緒に部屋を回っても、落ち着いて見れない、こういう点です。
それでは、どうすれば良いのでしょう?私の答えは、30分などという時間を気にせず、時間をかけて思う存分見ることだと思います。また、売主がそこにいる場合は、「ゆっくりと、私達で見たいので、2時間後に戻って来てくれませんか」と言ってみるのが良いでしょう。誰かがそばに居れば、集中力も散漫になりがちです。
自分達のペースで、最低でも2時間、部屋の中をグルグルと住み始めた気持ちになって、見て、使ってみる、こうすることをお勧めします。そして、気になるところには付箋を貼っておき、売主が戻ってきたら、付箋を付けたところを売主と相談しながら、売主に内覧シートに書き込んでもらうのが良いでしょう。補修をするのは売主ですし、内覧シートは、プロにはプロの書き方があります。