2020年1月20日 月曜日 曇り。
八丁トンネルを後にして、国道322号を終点へ向けひた走る。
終点は久留米市の東町交差点まで一応行こうと思っていた。
その後、富松のウナギでもご褒美に喰ってやろうかとも。
が、久留米市街に入ると交通量が多くて走り難い。
渋滞なんて本当に大嫌いな私には耐えがたく、東町交差点を過ぎると、右往左往と渋滞を抜けようと知らない道を感だけで走った。
気が付くと筑後川下流の土手沿いの県道へ出る。
最初の目的だった富松は相当行き過ぎている様だった。
来た道は戻らず。
ツーリング時の私のポリシーでもある。
ここで、ナビやスマホに頼っていたら、恐らく立ち止まって検索し富松に行っただろう。
それが悪いとは言わないが、味気ない気がする。
道に迷い、間違った自分の感に頼ったが故の様々な事象・・・。
さて、先へ進む。
こうなったら何を食べたいかを考えながら更に西へ進む。
佐賀市を抜けて、一番近めで食べたいものと言ったら・・・ちゃんぽんか!
で、武雄の井出ちゃんぽん本店が頭に浮かんだ。
そうと決まれば一目散に目的地へ向かう。
◆午前11時40分頃に到着。で、この行列。
この本店、昨年水害被害にあったようだが、その面影はない。
天災は本当に恐ろしいが、これから毎年でも起こりえる可能性があるから恐ろしい。
おひとり様なのでカウンターが空くまで待たされた。
座敷が結構空いていて、後から来たマス客の何組かが先に通される。
店員の一人がそれを見てすかさず私に「カウンターが空きましたら直ぐにご案内しますので」とフォローを入れた。
待つこと10数分、ようやく出入口近くのカウンター席に通される。
とにかく狭い。
両隣のオッサンと肩や肘が当たるのが嫌で仕方ないが我慢するしかない。
ちゃんぽんを頼んだ。
本店ではかつ丼も押しで何度か食べたが、私好みなかつ丼ではない。
ほどなくしてちゃんぽんがやってきた。
◆ちゃんぽんノーマルです。
久しぶりの井出ちゃんぽんだが、何となくボリュームダウンしている印象だ。
特に野菜はモヤシしかない感じ。
これはもはやモヤシちゃんぽんである。
しかも、熱々ではない・・・。
消費増税で値上がりしているのは仕方ないが・・・、ちょっと前から一割以上値上げしてこれではね。
わざわざ本店の長い行列に並んでまで食べるには一度経験すればもう良いかな。
九州北部では支店も多く出店されていて、私は新宮店には時々妻と行っていましたが、まぁ支店で十分。
本店だからと特別感はなく、むしろ時間の無駄だった。
ちゃんぽんを食べながらむしろ更に腹が減ってくる。
普通のちゃんぽんを頼んで正解だとこの時思う。
だって、少ないからまだまだ他を食べる余地があるじゃないか!
左隣の先に提供されたオッサンがまだ半分くらい残しているうちに私は一杯平らげて店を後にした。
まだまだ食べれるぞ。
こうなったらアレも食べてやろうか!と、KLEに跨った。