時間・空間は仮想現実であって、実在ではないのではないか。
そのように考えられたら今まで分からなかったことで理解可能になることも有るのではないか。
時々そんなことを夢想するが、その先がなかなか進展しなかった。
宇宙の果てから量子の振る舞いまでを少し違ったキイワードで見直している本でも有ればと思いながら書店をぶらついていたら、ブックカバーに
“量子の非局所性から「空間のない最新宇宙像」へ”
とあるのが眼についた。それが副題。
主題は
「宇宙の果てまで離れていても、つながっている」
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