前回、前々回書いた通り、今、政府がパブコメ(パブリックコメント)で、食育基本法・第4次食育推進計画案へのご意見を募集中です。
文案がさる宗教団の文章に似ている上「和食とは一汁三菜である」と法律で定められる予定です。
そんなことまで法律で決めてしまっていいんですか?寿司やそばやうどんは和食じゃないっていうんですか?
今後国民に「和食の基本は一汁三菜。これをしっかり守りましょう。」と指導する国の方針が明らかになりました。
放置すれば、うどんやそばやまんじゅうを食べてると
「あっ!私が今食べているものは基本じゃない・・・基本を守らなくてごめんなさい。」と罪悪感を抱くように学校でしつけられますよ。
食は喜びであり、命です。その自由を捨てていいのですか。
「食育基本法 パブコメ」で検索してください。政府の「e-GOV パブリック・コメント」から案件番号550003272 「第4次食育推進基本計画」(案)でも見つかります。
諦めるのはまだ早い。国がネット・郵便・FAXで、意見を受け付けてくれます(電話は受け付けてくれません)。
・まず、案の間違っている部分を短くはっきり指摘してください。
・次に、必ず代案を書き添えます。間違いを書くだけでは、何をどう直せばいいのか、役人に伝わらないからです。
「第4次食育推進基本計画案は、ここがこう間違っているから、こう直してください。」という書き方がベースです。
・両論併記は絶対だめです。
「案にも一理あるけど、間違いもあると思います。」と投稿すると、役人は「一理あるのか。よかった。」と思考停止するからです。
・氏名・住所・電話番号かメールアドレスは必須です。名前も住所も連絡先もない投稿は、役人は切り捨てます。
投稿をほかの人に知られないようにするには、氏名の横に「匿名希望」と明記すれば大丈夫。
・締め切りは必ず守ってください。26日金曜日必着です。手紙は金曜日夕方までに担当者に届く必要があります。
まにあわない方は、政府のパブリック・コメント受付ホームページから意見を出してください。
・具体的にどう書いたらいいのかわからない方に、書き方の例を紹介します。
あなたの声を反映するために、丸写しはしないで、自分の言葉で適宜書き換えてください。
例1
案の5ページ目の5~7行目
「日本人の伝統的な食文化」はユネスコの無形文化遺産に登録された。
和食文化は、ごはんを主食とし、一汁三菜を基本としており」が事実と違います。
なぜなら、ユネスコに登録された和食文化は一汁三菜ではないし、
ごはんを主食とした一汁三菜が和食文化の基本だという話に根拠がありません。
歴史的事実に基づいて、次の文章に訂正してください。
「日本人の伝統的な食文化」はユネスコの無形文化遺産に登録された。
これは一汁三菜にとらわれず幅広い多様な地方の食文化を保存するものである。
和食文化は米の飯のみならず、そばやまんじゅう、小麦食文化など多様性に富んだものである。」
例2
案の5ページ目の10~11行目
「和食は栄養バランスに優れ、長寿国である日本の食事は世界的にも注目されている。」
が事実ではありません。
第2次食育推進基本計画にも明記されている通り、
伝統的食事は栄養バランスが悪く、昔の日本人は短命でした。
牛乳、ヨーグルトやチーズや肉などを食べる量が増えた昭和40年代後半から
日本人が長寿化しはじめて、
昭和50年代に世界でもトップの長寿となり、
その結果海外でも注目されるようになりました。
従って、次のように書き直してください。
「第2次食育推進基本計画にも記された通り、伝統的な和食は栄養バランスが悪く、
和食に畜産物や乳製品を加えた新しい食事「日本型食生活」が栄養バランスに優れていた。
そのため、長寿国である日本の新しい食事文化は、世界から関心を集めている。」
以下は、政府のパブコメ入力欄に記された投稿方法です。ご参考までに、ここに引用します。郵便やファクシミリを使いたい方はこちらも参考にしてください。
(1)e-Gov の意見入力フォームを使用する場合
「パブリック・コメント:意見募集中案件詳細画面」の「意見募集要領(提出先を含む)」を確認の上、意見入力へのボタンをクリックし、「パブリック・コメント:意見入力フォーム」より提出を行ってください。
(2)郵送の場合 以下担当まで送付してください。
〒100-8950 東京都千代田区霞が関1-2-1 農林水産省消費・安全局消費者行政・食育課食育総括班宛
(3)FAXの場合 以下担当まで送付してください。
FAX番号:03-6744-1974
農林水産省消費・安全局消費者行政・食育課食育総括班宛
文案がさる宗教団の文章に似ている上「和食とは一汁三菜である」と法律で定められる予定です。
そんなことまで法律で決めてしまっていいんですか?寿司やそばやうどんは和食じゃないっていうんですか?
今後国民に「和食の基本は一汁三菜。これをしっかり守りましょう。」と指導する国の方針が明らかになりました。
放置すれば、うどんやそばやまんじゅうを食べてると
「あっ!私が今食べているものは基本じゃない・・・基本を守らなくてごめんなさい。」と罪悪感を抱くように学校でしつけられますよ。
食は喜びであり、命です。その自由を捨てていいのですか。
「食育基本法 パブコメ」で検索してください。政府の「e-GOV パブリック・コメント」から案件番号550003272 「第4次食育推進基本計画」(案)でも見つかります。
諦めるのはまだ早い。国がネット・郵便・FAXで、意見を受け付けてくれます(電話は受け付けてくれません)。
・まず、案の間違っている部分を短くはっきり指摘してください。
・次に、必ず代案を書き添えます。間違いを書くだけでは、何をどう直せばいいのか、役人に伝わらないからです。
「第4次食育推進基本計画案は、ここがこう間違っているから、こう直してください。」という書き方がベースです。
・両論併記は絶対だめです。
「案にも一理あるけど、間違いもあると思います。」と投稿すると、役人は「一理あるのか。よかった。」と思考停止するからです。
・氏名・住所・電話番号かメールアドレスは必須です。名前も住所も連絡先もない投稿は、役人は切り捨てます。
投稿をほかの人に知られないようにするには、氏名の横に「匿名希望」と明記すれば大丈夫。
・締め切りは必ず守ってください。26日金曜日必着です。手紙は金曜日夕方までに担当者に届く必要があります。
まにあわない方は、政府のパブリック・コメント受付ホームページから意見を出してください。
・具体的にどう書いたらいいのかわからない方に、書き方の例を紹介します。
あなたの声を反映するために、丸写しはしないで、自分の言葉で適宜書き換えてください。
例1
案の5ページ目の5~7行目
「日本人の伝統的な食文化」はユネスコの無形文化遺産に登録された。
和食文化は、ごはんを主食とし、一汁三菜を基本としており」が事実と違います。
なぜなら、ユネスコに登録された和食文化は一汁三菜ではないし、
ごはんを主食とした一汁三菜が和食文化の基本だという話に根拠がありません。
歴史的事実に基づいて、次の文章に訂正してください。
「日本人の伝統的な食文化」はユネスコの無形文化遺産に登録された。
これは一汁三菜にとらわれず幅広い多様な地方の食文化を保存するものである。
和食文化は米の飯のみならず、そばやまんじゅう、小麦食文化など多様性に富んだものである。」
例2
案の5ページ目の10~11行目
「和食は栄養バランスに優れ、長寿国である日本の食事は世界的にも注目されている。」
が事実ではありません。
第2次食育推進基本計画にも明記されている通り、
伝統的食事は栄養バランスが悪く、昔の日本人は短命でした。
牛乳、ヨーグルトやチーズや肉などを食べる量が増えた昭和40年代後半から
日本人が長寿化しはじめて、
昭和50年代に世界でもトップの長寿となり、
その結果海外でも注目されるようになりました。
従って、次のように書き直してください。
「第2次食育推進基本計画にも記された通り、伝統的な和食は栄養バランスが悪く、
和食に畜産物や乳製品を加えた新しい食事「日本型食生活」が栄養バランスに優れていた。
そのため、長寿国である日本の新しい食事文化は、世界から関心を集めている。」
以下は、政府のパブコメ入力欄に記された投稿方法です。ご参考までに、ここに引用します。郵便やファクシミリを使いたい方はこちらも参考にしてください。
(1)e-Gov の意見入力フォームを使用する場合
「パブリック・コメント:意見募集中案件詳細画面」の「意見募集要領(提出先を含む)」を確認の上、意見入力へのボタンをクリックし、「パブリック・コメント:意見入力フォーム」より提出を行ってください。
(2)郵送の場合 以下担当まで送付してください。
〒100-8950 東京都千代田区霞が関1-2-1 農林水産省消費・安全局消費者行政・食育課食育総括班宛
(3)FAXの場合 以下担当まで送付してください。
FAX番号:03-6744-1974
農林水産省消費・安全局消費者行政・食育課食育総括班宛