
街道筋の分かれ目にあった煙草屋、二階は商人宿

道沿いの祠

煙草屋に何かがぶら下がっていた。
よく見ると風鈴。ゆらすとかすかに竹の音がする。
よく残っていたと感心。説明文よむと二階は宿屋とあった。
次の民家への道沿いにある祠。
道沿いのお地蔵さん、よだれかけをしているがその色は赤。
道を歩く人の、子供の無事な成長願い健康を守る意味合いがあるのだろう。
暮れに行われる幡祭りのある木幡山には厳島神社あり
養蚕神社が二つもある。ふつう鳥居に飾るしめ縄に注連飾るが神社は白だが、
お蚕様をまつるのに赤いのがぶら下がる。
赤色は元来悪霊邪気を祓う呪色。
古事記、日本書紀以前より知られていたようだ。
疫病などから守る意味合いもあるのだろう。
医学の進んだ今もこうしてコロナ封じ込め願いが掛けられる。
昔から疫病が何度も人々襲ってきました。
それを避けたい一心で魔除けの赤い色使ったのでしょうね。赤は血の色、命にも通じます。
お蚕様は農家にとっては良い稼ぎ、宮中など
大変重宝された絹製品。明治政府はこれで外貨を稼ぎました。
多分近年、とは言っても昭和かそれ以前だと
思いますが良く残っていたと思いました。
いずれにしろ風流楽しむ余裕もあったと言うことですね。
珍しい風鈴ですね。
きっと涼しげな音なのでしょうね。
緊急事態宣言も延長されるようですが、赤い注連縄でコロナを終息してほしいですね。
しゃれた造りで風流あります♪
県内各地から当時の代表的な保存状態の良いのが
移築されたようです。庭や外便所などもあります。
そこへ職員が作物も植えているようです。
大麦もその一つでした。
煙草屋のケースには昭和20,30年代のタバコ入ってました。街道の奥州街道と山形、秋田への陸羽街道の
分岐点にあったようです。それを移築したようです。
家にいては俳句も自然には浮かびませんがここは
民家園です。見た瞬間に句が浮かぶ場合あります。
この日は数句出来ました。その一つです。
南部鉄瓶は有名ですがあれは鉄風鈴。
こちらは竹、この辺なら何処にでもありますね。
時鳥、今朝散歩と表に出たら聞こえました。
心が落ち着く
風情 いい場所ですね
所を知っている安のりさん流石です
新緑の中に煙草屋そして竹風鈴と風情
ありいい所ですねぇ~
今朝、三度豆採っていたらかすかに
時鳥の鳴き声聞きました。