ネットで見つけた苗木屋さん。
これだけ茂っているから太陽の光もかなり遮られていて、そのせいか、ここに生えている若木はとても華奢。
行ってみたいけど遠い。
それに今はまだ買えないし。
迷ったけど急遽、行ってみることに。
ついでに大山の紅葉も。
一般的には紅葉のついでに、、というパターンなのだろうけど。
一人では不安なので、同じ趣味を持つ母を誘いました。
ナビでは辿り着けず、道端の方に尋ねながら山の上へ上へと車を走らせ、辿り着いた場所。
ほぼ、ポツンと一軒家状態。
敷地に入り、車を降り、案内された所。そこは「森」でした。
しっとり澄んでいて、上を見れば重なった緑が高く、
すごーいを連発していました。
そして、ふっかふかの足元。
高い所からたくさんの葉っぱが降ってきます。
上ばかり見て、足元のこんな可愛らしい実に気付かず、踏んづけてしまっていたり。
でも、ふっかふかだから潰れたりすることもなくて。
ふかふかの土って自分の中で想像していたものがあったけど、その想像を遥かに超えるもので、本当のふっかふかはこうなんだなあと。
こんなになるのに何年かかるんだろう。
こんな所に生きてる木は確かに幸せだろうと思います。
ちなみにここは40年前までは竹やぶだったらしく。
それを40年前にここに移り住んだ時に切り開いたら、元々あった木々が育ってこうなったとお話しされていました。
森が出来るのには50年かかると聞いたことがありますが、本当なんだなあと。
50年後かあ。
私は100歳を超えています。(笑)
もう少し早くに気付けば良かったなあ。
これだけ茂っているから太陽の光もかなり遮られていて、そのせいか、ここに生えている若木はとても華奢。
手前は2mくらいのダンコウバイですが、とても優しい樹形で、これ、欲しいけど、カンカン照りのウチの庭に連れて帰るにはあまりに可哀想。・・・そんなことを心配する前に、売り物ではないと思いますが。
標高が低いからか日当たりが制限されているからか、モミジやカエデの類はまだ綺麗な緑でした。
大山の紅葉が終わってからちょうど見頃になるそうです。
そんな中の1本。
コハウチワカエデです。
ちょうど陽が当たっている枝先の数枚が赤くなっていました。
まだまだそこに居たかったけど、お腹も空いてきたということで、春に苗木を買いに来ますと約束し、苗木屋さんを後にしました。
そして大山へ。
お昼のピークは過ぎていたようで、お目当てのおこわと蕎麦のセットは売り切れ。
それで、山かけ蕎麦とおこわを注文。
先に来たお蕎麦を食べてしまってから写真の撮り忘れに気づき、、
空になった蕎麦の器とおこわの写真をパチリ。
おこわも完食し、お腹いっぱい。
それから大山寺へと回り、車からは降りず、紅葉の中をゆっくりとドライブし、帰宅の途につきました。
大山の紅葉は見頃だと思います。
時間がもっとあれば車から降りて、木を一つ一つ見て、木の名前まで知りたかったなあ。
ブナの黄葉はもちろんですが、ダンコウバイの黄葉も目立ち、いろんなカエデ類の黄〜オレンジにも目を引かれました。
心配した雨も帰りに少し降った程度で、紅葉のドライブ中には降ることもなく、時折差す陽に照らされた黄葉は空気まで黄色く照らすようで、キラキラしていました。
次は春!
ヤマザクラが咲く頃に、芽吹きを楽しみに行きたいと思います。