dolce cantando

優しい気持ちで

5月12日

2008-05-13 01:09:24 | 子供
GW前から少し調子が悪かった下の子。
もともと便秘気味の彼女は普段、トイレに入ると長く、出てきた時には汗をかいてます。
それがどうもゆるいらしい。
でも病院へ行くほどでもないし、そのままGWを迎えました。
年下の従姉妹たちも遊びにきて大騒ぎ。でもその間もゆるく・・・。
5月5日は大潮。夕方かなり干いたので、主人がタイラギ・マテ貝・よくわからない貝などいろいろ採って来てくれました。
娘も私もタイラギが大好きで、これはもちろんお刺身に。
他のはバター焼きにして食べました。
次の日・・・。
朝食はおにぎり3つをペロッと食べたのですが、しばらくして娘が
「お腹が痛い・・。」と言ってトイレへ。ゆるいけど出たらスッキリしたみたい。
そしてまたしばらくしてトイレ・・・。やっぱりゆるいらしい。
お昼前にもトイレ。お昼食べたらまたトイレ。
そんな感じで夕方までに10回くらいトイレです。
当番医はあまり期待できなさそう。
この時点で一瞬頭に浮かんだのが腸炎ビブリオ。
いや、でも、家族の中、この子だけがこんなにひどいのに他は誰も何ともない。それにちゃんと水道の流水で洗ったぞ。
じゃあノロ?ロタ?
とにかくただの寝冷えとか風邪ではなさそう。
OTCもあまり強いものは今は使いたくない。
でもあまりに辛そうなので緩めの下痢止めを飲ませたけど全く効果なし。
何か口に入れると下すけど、何も摂らなかったらなんとか落ち着いている。とりあえずこの日はこのまま寝かせた。
次の日、当然学校は欠席。
朝6時に起きてきてまずトイレ。もう出るものなんてないだろうに。
私も急遽仕事は休みをいただいた。
病院へ出発するまでの2時間半の間に8回トイレ。
やっと車に乗っても、「早く行って。なんか出そう・・・。」
病院まで20分。着いてすぐ、受付も通りこしてトイレ。
待ってる間にもトイレ。
そして診察。それまでの事を伝えると、
「10回も行くっていうのは何か菌に感染してると思います。一応便の培養しますね。」
そして前日から水分もあまり摂れてなかったので点滴をうけ、薬をいただいて帰りました。
その中にはロペミンも。しかも成人量。
教科書どおりならこれは×。でも状況を見れば処方は妥当。
抗生剤・整腸剤も含め、もちろん飲ませました。
ロペミンはこの日、午前と夕方飲ませ、翌朝も飲ませました。
おかげで金曜までは普通の生活が送れました。
ところが土曜。また下痢。
日曜には更に回数増。
薬も抗生剤などはもう月曜の朝までしかない。
とりあえずまたロペミンを開始。
それでも日曜は夜までに10回近くトイレに行ったと思う。
今朝、ロペミンを飲ませて学校へ。
おかげで何事もなく過ごせたらしい。でもトイレには2回。
そして夕方再び病院。
検査の結果は・・・「病原性の黄色ブドウ球菌」
怖いものではないらしく、でも長引いているのはそのせいとのことでした。
あとは整腸剤を飲んで、ロペミンはどうしてもという時の頓服に留め、出るものは出しましょうという話になりました。
そして、甘いものと冷たいものは少しガマン。
チラッと子供の顔を見るとチョット残念そうに苦笑してる。
実はこの日、5月12日は待ちに待ってた10歳の誕生日。
帰りにケーキを買って帰る予定だった。(本人は病院の前にケーキを買うつもりでいたらしい。でも、それはとろけるから却下)
車に乗って「どうする?」と訊くと「う~ん、今日はいい。また今度でいい。」とあっさり。
で、帰宅したら、急いで玄関に行く娘。
「あった~
見ると仲良しの2人から、「お誕生日おめでとう」のお手紙とかわいらしくラッピングされた2本のエンピツが届いていた。
「やっぱり、友達っていいなぁ~」ととても幸せそう
そして早速、その子達のところへ遊びに行きました。
よかったね~。お母さんも幸せのおすそ分けをもらえたよ