人生、失敗しちゃった~ニート後遺症 闘病記~

十数年のニートをやめて一年。ニート後遺症と戦う、ニート研究家。

身体【動き出した時間或いはニート後遺症の詳細】4

2016年01月01日 | 闘病記
身体【動き出した時間或いはニート後遺症の詳細】4

身体
久しぶりに会う人のみならず、よく顔を合わせているはずのご近所にも心配されるほど痩せ細る。Lサイズも着れないほど筋肉を作っていた体にアバラ骨が浮き、MのTシャツが余裕で入る。当然、体力も落ちる。手足がむくむ。口が荒れる。熱感が収まらない。腹痛。胃痛。それら症状が慢性的となる。
食品を満足に食べられない。なんとか格安で手に入る10キロで二千円を切る白米と8枚切で50円を割る割引食パンで主食は用意できるものの、それ以外が基本、安価なちくわと油あげ。安売り野菜が手に入ればそれを刻んで少しずつ入れる。肉類・魚類はまず口に入らない。安売りを狙って購入した砂糖と塩で味付け。とはいえスーパーには足しげく通うのでよい値引き野菜等があればがんばって買い込み、米と砂糖・塩だけの生活ではなくなることもあるのが救いではある。

金銭感覚

【年末年始の病】

2016年01月01日 | 今、思う。
【年末年始の病】

年末は、狂う。腹痛、嘔吐。眩暈。倦怠感。世間の華やかさから疎外されるから、ではない。一年が過ぎても状態が好転しない、それどころか悪化の一途。その現実と直面させられる。来年の今頃は何をしているのだろうか。昨年の今頃は当たり前のようにいた愛すべきものが、今日は、いない。あったものもない。失くしていくだけの日々を一年続け、まら来年も続く。それを世界すべてから突きつけられるのが年末。どこを歩いても、数字が並ぶ。数字が精神を追い詰める。
将来も未来も明日もみえない。がんばりようもない。自業自得。わかっている。わかっているけれども実際自身を襲う病を、だから無視することはできない。どうすればいい。働けばいい。働いても好転しない。働く場所もない。どうすればいい。間に合わない。何もかも間に合わない。
もしも神がいて、俺がニートだったことに罰を与えようとするなら余りにも効果的だ。俺がどうこうなるのではなく、周囲の大切なものたちを苦しめ、俺から奪っていく。
乗り越えようもない。嘔吐感を抑え眩暈を抑えながら、華やかに俺をくびり殺すスーパーの品出しへ、でかける。こういう状況が波状的に続くことで、世の、理解不能な行動、例えば犯罪などが起こってしまうのだろうか。耐えろ狂うなと、呟きながら、でかける。