人生、失敗しちゃった~ニート後遺症 闘病記~

十数年のニートをやめて一年。ニート後遺症と戦う、ニート研究家。

母と最後のパンと風邪【ニート後遺症】

2016年01月27日 | 今、思う。
母と最後のパンと風邪【ニート後遺症】

風邪を引いた。薬がないから安静にするのみ。医者にはいけないからインフルエンザではないことを祈る。

今日はバイトが休みなので、少しだけ幸い。本当は幸いではない。休みということは収入がない。
だからこそ休みは有効に、仕事の面接日として使わなくてはいけない。なのにその約束さえできないまま、休み。

最近は派遣業者・仲介業者が多くて問い合わせや電話口やネット応募の時点で可否を判断されることが多い。今年に入ってから申し込んだ数件の求人募集、面接までたどり着けなかった。こういう休みにハローワークにゆけば多少なりとよいのだけど、徒歩しか移動手段のない俺、実は行こうと予定していたところに風邪。無理矢理行こうかと準備しかけるも、やはりこの寒さと体調の中、二時間・往復四時間の徒歩は危険。風邪が悪化してバイトを休むことになったらもう、目も当てられない。何の保証も保険もない。休んだら収入ナシ。休めない。この状況も「ニート後遺症」の一つ。

母が朝食にパンを食べたら、俺の朝食と二人の昼食がなくなった。夕食はかろうじて野菜がある。そのことに気付いた母が俺に謝る。俺は、何をさせているんだ。母親に。マトモな人はいまごろあちらこちらを飛び回り仕事に追われている。俺は、母に謝らせている。「最後のパン、食べちゃってごめんね」と。俺は最低だ。
大好きだったヨーグルトを喰わせてやりたい。財布には十円玉もない。