ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

うそと思いこみ

2010-05-17 23:17:36 | 仕事のこと
人はうそをつく。
自分の立場を良くするためにうそをつく。

D君の場合、
うそをつくという意識はなく、
大げさにいっているわけでもなく、
ただ、過剰なまでも自分にとって
都合のよいことにものごとをとらえ、
発言するのである。


子供のころ、
「みんながもっているから」と
親におもちゃをねだったことがあるかと思う。
しかし、みんなというのはひとりかふたり。
それでも誰かが持っているという
事実はある。

Dの場合、
「みんな同意してくれたのに」という。
「みんなってだれ?
 だれが同意するって電話なり、メールしてきたわけ?」
と追及する私。
「なにもいってこないから同意だよ」
と答えるD。
「反対意見あったよね。
 それを『みなさん、同意してくれた』とか
 質問があっただけなにに
『○○課は同意してくれた』というから
 『なぜウソをつくんだ』といわれるんでしょうが」

自分の都合のよい方にしか物事を解釈しない。


今日も文書の発行でもめた。
ボスの処理済の箱に
改定された作業標準書があった。
中をみると2週間前にも
改定されたことになっている。
ら族「D君。2週間前に改定されたことに
 なっているけれど、原紙どうした?
 私見ていないけど」
D「そんなの最新版管理でいいんでしょ。
 新しいのが出たからいらないよ」
ら「廃止しても5年間は原紙は保管だよ」
D「うそ。だれが決めた?それおかしいよ。
 ここの部署だけのことじゃないの」
ら「捨てたらどこがかわったかわからないでしょう。・
 だから取っておくの。
 それに発行したこと知らなかったから
 配布記録台帳付けてないよ。」
D「そんなのいるの?
 僕は監査員の資格をいろいろ持っているけれど
 規格ではそういうことは定められていないし
 そんなものどこの部署でもみたことないよ。
 ら族さん、勝手に作らないでよ」
ら「これは共通だよ。
 だって、B君やCさんには説明もしなくても
 原紙渡してくれて、
 『配布記録だけつけておいてください』
 っていってきたよ」
ボス「D君。
 どこに配布したか記録して、
 新しい文書が出たら
 古い文書は回収する。
 記録がないと回収もできないだろう。
 だからないことはない。」
D「おかしいな」

勝手に解釈している。。。。。

最新版管理っていうのは
原紙における意味ではなくて
配布文書なり管理外の文書における
管理のことを指しているのに。。。。


新しい作業標準書を見る。
本文と比較して別紙がほとんどない。
ら「別紙がないけれど。。」
D「別紙は変更ないから差し替えるよ」
ら「新しい文書が出たら回収または廃棄してもらうって
  いったでしょ?
  なんで差し替えできるの?
  全面交換でしょう?」
D「おかしいよ。ら族さん」
ボス「D。全部つけろ。
  改定において差し替えはしない」

ホント。。。
新入社員よりもたちが悪い。

ウソをついているわけでもなく
勝手に解釈をしてつき進んでいるのだった。。。。。。
  

コメント
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