ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

災害時の緊急離脱方法

2005-12-01 23:51:07 | 身体のこと
病院で防災訓練があった。
あったといっても
「地震です。毛布に潜ってください」
という簡単なもの。
会社のようになんども練習のいるような
ものではない。

そして、災害時の緊急離脱方法の変更の話があった。
透析は体外にたくさんの血液を出して行う。
緊急時はそれを回収しないで、
その場を離れなくてはならない。
血液回収にひとりあたり10分弱かかる。
よってスタッフの人数&時間からいって
無理なので、血液回路を切断して逃げるのだ。

ポピュラーなやり方が、
コッヘルを二本ををつかい、
回路を挟むように挟み(クランプして)、
その間をはさみで切断する方法。
これは針を刺したまま逃げる。

最近ではセフティカットといって
洗濯ばさみみたいなもので回路を挟む。
回路が切れるとともに先に
栓がされるという優れものが出てきた。
これも針を刺したまま逃げる。
しかし、挟む向きを間違えると
「洗濯ばさみ」をもって逃げなくては
いけなくなる。
これが重く、針が抜けてしまうし、
力がないひとは挟みきれず、カットできない。


よって今年見直しがあった。
コッヘルで回路を挟み(クランプして)
止血帯を使い、針を抜くというもの。

しかし、自分で止血帯をきつく巻けるか
針が抜けるかすごく疑問。

今日は練習がなかった。

日々、止血帯を使っていない人間には
そんなに強く止血帯なんてまけない。

私は一番、オーソドックスな方法で
逃げてやる!!!

コメント
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