美咲ラコルと愉快な仲間たち。
今回のお客様は佐緒 しいさんです
私がシーラと呼ぶこの女性
今から10年ほど前にロンドンで出会いました。
１年間のボランティアに参加するため
最初の１ヶ月間、語学研修を一緒に受けました。
（当時、派遣会社に登録すると、イギリス全土の様々な施設で
ボランティアが可能でした。）
研修から１ヵ月後、私たちはそれぞれ別の施設へ向かい１年を過ごしました。
あれから10年。
離れた地に住む彼女は、今もなお、心の支えです。
小説出版の際は、表紙の亀を描いてくれました。
私のお気に入りの一作。
プロフィールに載せている亀です。
最初の印象はトッポイ人。
いい意味で尖ってる感じでした。
でも、知り合って中身を見てみると
心が純粋で、厳しさを知っているやさしさがあり
揺るがない芯のある女性でした。
まー、ここまでカッコイイ女性には、なかなか出会えません。
強さのなかに、涙もろい面も見えました。
何年かに一度しか会えませんが
会うと、ビール片手に夜がふけるまで
話は尽きず
いつだったか。
シーラの地元のバーでお酒を呑んでいる時のこと。
カウンターだったかな？
一人の男性がシーラに声をかけてきました。
最初はやさしく接していたシーラでしたが
確か１０分もしないうちに
「つまならない男には興味はないわよ」
とでも言うように
その男性に背をむけました。
イイ女は、イイ男にしか本当の心を見せないもんです
厳しい愛を垣間見たような気がしました。
昨年の夏、結婚式に出席するために
私は飛行機に乗ってシーラに会いに行きました。
感動しましたねー。
何に感動したって・・・。
ウェディングドレスのまま
広島カープの観戦に行くんですわ。
→野球がよくわからない私はビールのんで雰囲気を楽しんだ・・・（笑）。
その大胆な発想が私は好きだ。
それと。
旦那さんがシーラを奥さんにしたいと思ったきっかけが
「自分を成長させてくれる人だと思ったから」
だそうで。
ストレートな愛が心にささりました
素敵な男性は、賢い、優秀な女性を選ぶもんです。
彼女から学んだこと。
それはイイ女の姿。
イイ女とは、作り物ではない
素の自分を見せられること。
その自分で勝負し、輝き
いつまでも可愛らしさを捨てずに
洗練された女性としての美を追及している。
私の目には、そんなふうに移ります。