美咲ラコルのつれづれなるままに☆

ぼちぼち日々を過ごしています。

会社倒産で気づいたこと。

2008-12-20 14:53:13 | 日記


以前、勤めていた会社が倒産したことがあります。
愛社精神すごくあったし、上司も同僚も、皆大好きだったので

経営の雲行きが怪しくなってきたと察知したときは
誰にも言えず
「何とかなりますように」
と毎晩神に祈るような気持ちでした。


でも、何とかはなりませんでした。

上司は、
「倒産も、人との出会いの縁も
宇宙の大きさから見れば
大河に石ころ投げるようなもんで
大きな流れの一部なんだよ」
と言っていました。

倒産は、私にとって精神的に大きな打撃で
しばらく抜け殻でしたが
でも、人として大事なことをたくさん学びました。

落ち込んでいるだけではダメで
事実を受け止めて、ちゃんと休息して先へ進むこと。
倒産と自分の人格はイコールじゃないのだから
自分を否定する必要はないこと。
これからの生活のためには
ある程度のお金をちゃんと貯金して
いつリストラになっても大丈夫なように
対策だけはしておくこと。
倒産という危機のなかで人の温かさを
ものすごく感じたこと。

などなど。

倒産をきっかけに、
社会や経済に興味を持つようになったし
お金に対する考え方も変わり
終身雇用が本当になくなってきているんだな。
と、社会の厳しさを肌で感じました。

自分の会社は安泰だからそれでいいという時代は
終わりだと思います。
むしろ、いつ自分の身にふりかかってくるかわからない。
社会の問題は、自分の問題でもありますよね。

写真のお守りは、その会社に入社したときに、
自分自身に気合を入れるために購入したもの。

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2005年8月に文芸社より
「ありがとう、が言えなくて ありがとう、と言いたくて」を出版。
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