※リスペクトとは、「敬意を払う」「配慮」などという意味を持つ英単語であるが、日本でも日本語として浸透しつつある。 この言葉が日本で使われ始めたのは2000年代前後らしい。 主にラッパーがよくこの言葉を用いる。
参議院の安全保障関連法案採決に先立つ平和安全法制特別委員会における自民党の鴻池祥肇委員長の不信任動議において17日、「生活の党と山本太郎となかまたち」の共同代表を務める山本太郎参院議員(40)が討論を行った。
不信任に賛成する野党の最後に登場した山本氏は「鴻池先生も私も、兵庫県民なんです」と笑みを浮かべながら和やかな口調で討論をスタート。「初めて入った委員会で私が質問をした際、『いい質問やった』とお声がけを頂いて、感動しました」と議員になりたての思い出を振り返った。
鴻池委員長と食事を共にする機会もあったそうで「『君と僕との2人で行くと、(写真週刊誌の)フライデーに撮られるから、みんなと一緒に行くで』と言われまして、ご一緒しました」。その言葉に、場内からは「(一緒に行った議員は)誰だよ」「言っちゃえよ」などの“ヤジ”と笑いが起こったが、廊下で待機していた鴻池委員長は固い表情を崩さなかった。
山本氏は鴻池委員長を「親しみを感じるというか、父親というか、リスペクトする人」。それでも、不信任動議には賛成するしかなかったという。「鴻池委員長には圧力がかかっているんじゃないか。不穏な動きがあるんじゃないかと思うんですよ」と持論を45分にわたり展開。委員長の職務を委託されていた自民党の佐藤正久筆頭理事から「常識の範囲で。時間を超えております」と注意を受けた。
討論では、不信任動議を提出した民主党の福山哲郎幹事長代理が50分近く理由を説明した後、不信任に反対する自民党、続けて野党各党の代表が討論を実施。約3時間半にわたって意見を交わした。その後の採決により、賛成少数で不信任決議は否決された。
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