他力本願政権発足か!?

先の衆院議員総選挙で多くの票を集めたとされる

自由民主党の総裁のご発言を

メディアは毎日取り上げますな。

ま、それもそうでしょうが。



で、昨夜23日夜のニュースでは

ひときわ強い違和感を覚えたのでした。

「来年１月の金融政策決定会合で物価上昇率目標（インフレターゲット）の設定を見送れば、日銀法改正に踏み切る」

「雇用についても責任を持ってもらう」



FRBに倣ってのことかどうかは分からんけど。。。



なにせ、

曖昧な戦略のまま

ほぼ具体性の無い戦術ばかりが報道されてる。


1997年という現行日銀法改正前の古いデータなので

参考という位置づけで見るのが適当かもしれないけど、

中央銀行の独立性に関する

格付け会社（S&P）の評価ランキングでは

日本銀行の独立性は

当時先進7カ国で最下位だったとのこと。


中央銀行の独立性を否定されている

わけではないと信じたいとこだが

「大胆な金融緩和」

は、潜在的な長期的コストを伴う可能性があることにも

もっと広く触れておいた方がよかろうし、

それが仮に顕在化したときの対応策（責任の所在を含む）

についても具体的に触れておいていただきたい。



「雇用についても責任を持ってもらう」


・・・で政治はどんな責任を持つのですか？

まだ報道されていないだけなのかもしれないけど

説明が届いていない気がしてならない。