Four Season Colors

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ツキイチ映画館(2024年11月)

2024-11-25 | 雑文
月に一度は、映画館で新作を。2024年の
11月は、「グラディエーター2 英雄を呼
ぶ声」(アメリカ・イギリス)。

予告編で、ハリウッドこてこてテンプレート
が約束されていそうで、他に候補もなかった
ため、迷うことなく今月のチョイスに。

平日昼間とはいえ、それなりのメジャー作品
の認識も、スクリーンには、自分を含めてお
客さんは3組と少し寂しく。

とはいえ、作品自体は期待通り、分かりやす
いハリウッド系歴史モノアクションで、何も
考えず、ただ映画を楽しめる。

前作は多分、1回は観ているはずであるが、
いつか分からないくらい古いはずで、もはや
何も覚えておらず。

ツキイチ映画館では予習復習はしない方針な
ので、そのまま鑑賞して後に調べ、20年以
上前の事実に驚く(というか嫌になる)。

すれば、冒頭に劇画調?で1作目のダイジェ
ストらしきものが流れはじめて。

これ多分、1作品目の振り返りだよなあ、そ
こはかとなく覚えがあるような、ないような、
という曖昧な感じなまま本編がスタート。

史実ではなく、背景と人物名だけを使ったオ
リジナルではあるが、ゆえに?単純ではない
が勧善懲悪は、勧善懲悪。

とある主要人物の一人は、確実に前作に出て
いた記憶がある今作でも重要な人物だが、し
かし前作は観ていなくても何ら問題はない。

ただ、一つの独立した作品としても楽しめる
が、前作を観ていた方が良い作品であること
は間違いがなく、そこは残念。

また、古代ローマであるが、なんちゃって系
であり、時代考証は追求はせず、色々な意味
で整いすぎてはいる。

グラディエーターというタイトルではあるが、
コロシアムでの一対一を期待しても、やや肩
透かしを食らうので、その点も注意か。

古代だからか、現代ハリウッドの映像水準か
らはやや物足りなさもあり、決してつまらな
くはないが、すごい面白くもない。

観ても損はないが、とてもおススメでもなく、
あまりこういう評価は好きではないが、監督
らしいといえばらしいので、好きならば。