零士の旅行記にようこそ。
今回は、お城名人と群馬の富岡や甘楽をじっくりと散策してみました。高速バスを富岡バス停で下車。そこから富岡製糸場まで、上信ハイヤーに乗りました。2人だとタクシーが使いやすかったです。
富岡製糸場は、明治の近代遺産として世界文化遺産に登録された場所。名人が今回行きたがっていたメインの場所でした。
まず最初に、産業の機械化に成功したといわれる当時の蒸気エンジン、ブリュナエンジンを見学しました。行ったときは、蒸気で実際にエンジンが動かされていました。迫力やにおいがたまらなかったです。
次に、工場長などが住んでいた社宅群を見学しました。ひときわ目立っていた写真の建物は、内装は和室ながら、外は洋館という擬洋風のつくりでした。
実際の工場を見学しました。機械は自動化されていました。
ただ、上州伝統の製糸の手法である手繰りも残っており、体験できました。
最後は、富岡製糸場のお富ちゃんがお見送りしてくれました。
最寄りの上州富岡駅まではまちなか循環バスで移動しました。電気で動きました。そこから上信電鉄で上州福島駅に向かいました。西武からの移籍車で、全面広告車でした。
上州福島からは上信ハイヤーの観光タクシー「駅から楽ダ」を利用しました。まず最初に向かったのはこんにゃくパーク。こんにゃく工場を併設しており、無料で地元特産のこんにゃくが楽しめました。お買い物券もついてきました。
まずは工場見学。ゼリーの仕込み現場を見学しました。
こちらは充てん・包装の現場。
様々な種類のゼリーが包装されていきました。
そして、梱包されました。
板こんにゃくも同様の行程で作られていました。普段は知ることのないことを学べたいい機会でした。
お昼はこんにゃくバイキング。
みそおでんや玉こんにゃくの煮物といった定番商品から、麺がこんにゃくになっているこんにゃくラーメンなどの変わり種までバラエティ豊かなこんにゃく料理が無料で食べられました。
ぼくが食べたのは、みそおでん、白滝のピリ辛煮、こんにゃくからあげたこ風味、玉こんにゃくの煮物、しょうゆ風味のこんにゃくラーメン、デザートのぶどう味のこんにゃくジュレでした。
次に向かったのは群馬県唯一の大名庭園、楽山園でした。
こちらは御殿の跡地。部屋割が示されていました。
次に昆明池を眺めました。
水が透き通っていてきれいでした。
丘の上にあるこの建物は、茶室でした。
実際に茶室に上がり、小幡藩の殿様が見た景色を体感しました。
園内を一周しました。池に浮かんでいた島を眺め
飛び石で藩の歩みを感じ
熊井戸と、発掘調査で種が見つかったシュロの木を見ました。
役人が住んでいた長屋を最後に見学。
中には、織田家の家系で、小幡藩初代藩主であった織田信雄の像がありました。
それから、道の駅甘楽に立ち寄ってタクシー観光は終了。上信電鉄の新型車で甘楽のまちを後にしたのでした。
魅力を掘り出したら止まらない、心行くまで楽しめた旅でした。この旅の最初からの行程は、こちらに記載しました。どうぞ合わせてご覧ください。
https://blog.goo.ne.jp/reiji1129/e/c39e6d6dbe9db95a3401071447e80f34
零士の旅行記、次回までごきげんよう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます