零士の旅行記にようこそ。毎週日曜日に放送されている大河ドラマ「青天を衝け」が今話題となっていますが、今回はその主人公であり、明治の革命児ともいえる渋沢栄一が生涯にわたりどれだけ多大なる活躍をしてきたかを大河ドラマ館で学びました。
栄一は幼い頃、農家として働く父と母の間に生まれて育っていて、そのころを再現したセットの複製が展示されていました。
主人公を演じる吉沢亮さん、演技は神業です!
そしてこちらが栄一のお母さん。「自分だけが幸せなのではなくて、みんなが幸せであることの方がずっと幸せなんだよ」という言葉を受け、栄一はのちに国を変えることになるのです。
この中に藍の葉っぱを詰めて、釜で煮詰めて色を出しているシーン、印象的でした。
実際にできあがった藍染めの布も展示されていました。
当時外国との貿易で値段が高騰しており、多くの商売人が困窮していたことを受け、栄一は尊王攘夷運動に傾向したのですが、失敗に終わったそう。それでも栄一は別の形で国を豊かにしようと奮闘する姿はテレビに、そして歴史に輝く形で後世に伝えられていました。
そして栄一は海外へ。フランスのパリ万博でエレベーターを発見し、屋上に上ったときのシーンで彼が考えたことがさらなる発展につながるとは、驚くべき発見をしたものだと思いました。
栄一がかかわってきた人の多くは日本の歴史上で最も有名な人物であり、相関図から見ても栄一の意志の強さ、そして志の高さがうかがえますね。
次回は、栄一と学問を共にしたいとこの尾高惇忠について神社や彼の生家から学びます。今回紹介したのはほんのごく一部なので、興味がある方はオリンピックが終わった後ですがぜひご覧になってみてください。零士の旅行記、次回までごきげんよう。
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