零士の旅行記 Reiji's travel diary

ブログの筆者、零士が列車やバスなどの乗り物を使った旅行をレポートするブログです。主に一人旅ですが友人などとも出かけます。

山奥の秘境と普通列車の旅

2018-08-07 17:42:44 | 旅行

零士の旅行記にようこそ。今回は、中部地方の山奥を走る列車に乗って旅をしました。

早速東海道線E233系の始発列車に乗ったぼくは、熱海までやってきました。熱海からはJR東海区間に引き継ぎとなりましたが・・・

熱海から浜松までを走る列車は横長のロングシートの車両しか普通列車は走らないという、ぼくにとっては地獄の区間でした。毎度経験してはいましたが、久しぶりだったので気が重かったです。ですから、できるだけ負担を減らす作戦に出ました。

ひとまず島田行の列車で沼津へ行き、座席指定制のホームライナー静岡に乗車。373系リクライニングシート車でした。1回乗車経験はありますが、そのときとは違い、運行が平日のみになりました。

券売機で乗車整理券を購入。座席は選べず、ランダムで発券されるしくみでした。前回通路側に当たってしまったので、タイミングをずらしましたが、それでも通路側。隣に人が来ないといいなと思っていたら終点まで来なかったので、窓の景色を存分に味わえました。

しかし、楽ちんな時間も静岡で終わり、結局浜松まで地獄を味わうこととなったのでした。やってきたのは島田行と同じ313系2500番台と+211系でした。

列車は浜松行でしたが、211系は豊橋行に行き先を変えて先へ進むとのこと。しかし、時刻表を見てみると、「新快速」の文字が。さらに行き先は大垣とあり、進行方向向きの転換クロスシートだとわかりました。

入線時間までお弁当選びをしましたが、三ケ日牛の弁当は11時にならないと入らないとのこと。しかたがなかったので、遠州しらす弁当を買いました。

ロングシート旅に疲れたぼくは寝そうになりましたが、豊橋までは車窓が素晴らしい区間だったので、我慢しました。

弁天島駅を発車すると右に浜名湖、左に遠州灘と弁天島が見えました。浜名湖は大井川鉄道に乗ったときにひかり号から見たので、ぼくは左側に座りました。

豊橋からは今回のメイン、飯田線に乗車しました。この車両は向かい合わせのボックスシート。楽に旅が出来ました。

お昼は浜松で買ったしらす弁当。一面のシラスごはんにおかずがたくさん。おいしかったです!

飯田線は小和田駅から山奥の秘境へ入っていきました。特にこの小和田駅は、秘境の中に昔ながらの木造駅舎がある駅として、鉄道ファンのみならず、様々な人が訪れている駅舎でした。

恋が成就する駅として、パワースポットにもなっていました。

中井侍駅は天竜川沿いの斜面に茶畑があり、そのお茶は天龍村の名物でした。

天竜川につり橋がかかっている写真の駅は、難読駅名のひとつ、為栗(してぐり)駅。駅に入るには川にかかる吊橋を渡らなければならなかったのですが、自動車は通行禁止。しかし県道に指定されているという、少し変わった駅でした。

列車は出発してから4時間、天竜峡に到着しました。

天竜今日は、天竜川とそそりたつ岩肌によって構成された美しい名勝で、冷たい風が心地よい場所でした。

帰りは、飯田線、京王の中央高速バス新宿飯田線を乗り継いで帰りました。車両はたいてい飯田線専属で使われるエアロエースで、途中双葉サービスエリアで休憩がありましたが、夕立に遭遇してしまい、休憩どころではありませんでした。

今回は、秘境の地を普通列車でのんびり味わい、さらに隠された絶景を間近で見ることが出来、大変いい経験となりました。

零士の旅行記、次回までごきげんよう。


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