零士の旅行記にようこそ。今回は、長野県を越え、氷点下の銀世界へと旅を進めていきます。
も雪国仕様で、ダウンジャケットを着用しないと凍えてしまうほどの寒さ。どんな景色が待っているのか・・・立山ロープウェイに乗車して、見てみました。
ロープウェイは雪崩による破損を防ぐため、真ん中に支柱がない構造でした。そのため、立山の景色を大パノラマで見ることが出来ました。
良かった・・・ぎりぎり山が見えました。
乗車時間5分ほどで大観峰に到着。しかし・・・
展望台からは景色は何も見えず、ホワイトアウト状態でした。
そのため、すぐに立山トンネルトロリーバスに乗車。関電トロリーと同じ仕様でしたが、形式は8000型でした。
バスは10分ほどで室堂に到着。すぐ近くが高原バスの乗り場でした。ホームページで、午後から大雪のため最終便繰り上げの可能性あり、とあったのではやめに下山することに。クリーンディーゼルの新型セレガに乗りました。
立山高原バスは、クリーンディーゼルやハイブリッド車に車がそろえられているため、環境に配慮した仕様となっていました。さらに本革シートにUSBコンセント付という驚きの使用でもありました。
すでに大雪が降っており、バスの走行も一苦労でした。七曲と呼ばれるカーブを下り、クマザサの群れを見ながらバスは桑谷へ。
そしてブナの生い茂るブナ坂を走行しました。日本の森林浴の場所百選にも選ばれているこの場所は、少し違った雰囲気を出していました。
もちろん、視界不良のため称名滝は見られず通過となりました。
本当は美女平でケーブルカーに乗り換える予定だったのですが、点検工事が決まってしまい、乗ることが出来ませんでした。
バスは称名川を渡り、立山駅に到着しました。あっというまの時間でしたが、楽しかったです。
立山からは富山地方鉄道、特急たてやま号に乗車しました。車両は京阪から転属した車両で、真ん中が2階建てになっているダブルデッカーエキスプレスでした。
祇園祭のイラストも、京阪時代そのままでした。京阪時代と違うところは、2階建て車両が座席指定になっているところでした。
ホワイトアウト、点検運休、積雪予報とアクシデントが出てしまい、あっという間の下山になりましたが、美しい景色を目にすることが出来たのは、この上ない幸せでした。
零士の旅行記、次回までごきげんよう。
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