お知らせ
メール(reimei.nakayama@gmail.com)またはお電話(059-255-1123)で、れいめい塾まで『内申の件で』とご連絡ください。
13期生のアキちゃんがやって来た。晴れて卒業・・・おめでとう。
久居高から早稲田に合格。そのアキちゃんに感化されたのか、1年後輩もまた一般受験で早稲田に合格。その快挙ゆえに久居高校は早稲田から指定校推薦を1名獲得する・・・懐かしい話だ。それ以後、彼らに続く生徒たちが出なかったことで指定校推薦枠はなくなるが・・・。
入学したのはいいが8年・・・あれから8年目にして卒業。8年目の後期に残した単位が30・・・考えられへん。なんとか後期試験をしのぎ、せっかく決まった就職も取り消されなくてすむ・・・ほんま、早稲田は愛がある大学やねえ。
あまりテンションが高くない俺に代わって、だれかアキちゃんの激励に訪れてくれたらね・・・。
朝から悠祐と香保(ともに浪人)が来ている。俺が起きたのは申し訳ないが午前9時・・・二人が昨日の英単語のプリントについて話している。話が終わったようで、それから悠祐は英単語の暗記に戻った。
今年に大学受験を終えた22期生のお母さんからメールをいただいた。厳しい内容・・・しかしお母さんからすれば当たり前の内容であり、断罪されるべきは俺なのだと思う。どんなに講師陣を揃えても大学に合格させることができなかったのは俺だ。本当に申し訳なく思う。
ご父兄からこのようなメールはたまに頂く。俺はそれをプリントアウトして俺にしか分からない場所に置いておく。最近では春華(19期生・横浜国立大学2年)が浪人した春、お母さんから頂いた。何かしんどい時があると俺はそのメールを見る・・・あの辛かった、自分が無能だと心底思った日々を思い出すために・・・。
今朝、新たに加わったメール。このメールを、これから塾を生業にしていく限り、なにか気落ちした時に眺めることになる。
塾っていうのは大学に合格させるためのものではないんですか?
・・・おっしゃるとおりです。塾というのは志望校に合格させるための場所・・・どんなことがあっても落としてはいけない。その意味では俺の力不足です、すいませんでした。
将来の職種が決まっている以上は現役でなくとも志望大学に受かればいい・・・そのような考えが、落としてしまった生徒とご家族のやるせなさ・・・その慙愧の念を駆逐してはならない。それを俺は肝に銘じなければならない。俺は無能だ・・・何度目かの痛恨が胸を引き裂く。
公立入試が終わり、そして始まった・・・新しい1年。
午後8時から自由参加のセンターマークの英語・・・狙いは語彙の増強に限る。ただ、ターゲット1900のプリントを渡しただけでは記憶に残りにくい。ゆえに英文とともに覚える・・・それが過去の駿台模試(2011年受験用)。今年の22期生で使えなかった問題・・・最後の2か月はそれを解く時間的な余裕がなかったのだ。
授業とともに今年度の大学入試の総括・・・いったい何が悪かったのか、それを高校生に一人語りしながら模索する。
あまりにも恵まれた学年だった・・・それは厳然たる事実。生徒から頼まれれば、それに見合う講師をつぎ込んだ・・・過去に例がないほどに。しかし、結果は無残だった。すべてのリクエストを聞いてきたのがダメだったのか。・・・俺の甘さか。春休みに入り帰省した慎也(20期生・大阪大学工学部1年)がいみじくも言う・・・今年の受験生は恵まれすぎてますよ、僕たちなんて数学を教えてもらうのは週に一度でしたよ。・・・環境が良すぎるのがダメだったのか。
こんな話が真ん中の部屋まで聞こえたのだろうか・・・真ん中の部屋では大輔(浪人)が龍神(17期生・慶応大学法学部4年)と善後策について話し合っている。そんな大輔を深夜2時に家まで送っていく。助手席から声がする、「今日、先生が高校生に話していたことは河合塾での生活にも言えるかもしれないなって・・・講師が揃っていた、それに甘えたのかなって」
明日、いや時刻的には今日、大西君(研究者)が来るとの噂。由梨佳(22期生)のリクエストに応じての襲来である。後期試験前夜のせめぎ合い・・・小論文と面接対策だ。
大西君の現代文メソッドに大輔がはまるかどうか・・・そんな懸念を胸に塾に戻る。龍神がパソコンでマージャンをしている。