お知らせ
メール(reimei.nakayama@gmail.com)またはお電話(059-255-1123)で、れいめい塾まで『内申の件で』とご連絡ください。
明日は出雲駅伝・・・今年度の駅伝のシーズン開幕だ。
龍神(17期生・某代議士ボランティア秘書)からの情報では、拓海(25期生・駒澤大学1年)が出雲駅伝のオーダーに入っていないということだった。補員に1年で高本君が入っているが・・・めっちゃ凄い選手やって龍神言ってたっけ、よく知ってるよな。
ともあれ拓海だ・・・、じゃあ大学駅伝は?あるいは箱根は?と期待はいやがうえにも高まるわけだが、拓海は中学から陸上を始めた。中学高校時代とケガで苦しんできた。平成王者の駒澤大学の練習だ、さぞかしきついことだろう。まだまだ3年間ある。俺は粛々と吉報を待つことにしよう。
いっぽう、啓介(21期生・IGFプロレスラー)は明日出陣だ。ちなみに東京スポーツの記事がこれ。
相手は橋本真也の息子の大地。年齢は1歳違うだけだ。実力はともかく、知名度では遥か高みにそびえている高い壁だ。記者会見での小競り合いは決め事であることが多い。しかし今年の3月以降、何度か塾に顔を見せたときの啓介の話しぶり・・・「どうしても好きになれないんですよ、練習とか真面目にしてませんからね。皆にチヤホヤされていい気になっている。絶対にいつか潰してやりますよ」と言い続けてきた。啓介が俺一人にアングルをしかける必然性はない。つまりは啓介の本音だろう。だから明日の試合は見逃せない。
それともう一つ・・・啓介は試合がない時は働いている。場所は桑名だ。それもあり、名古屋のジムに通ったり母校の朝明高校で練習したりしている。そのあたりの事情を知っているはずのIGFのレスラーたちから、啓介は練習に来ていないとのコメントがポツリポツリと出てくる。橋本大地や将軍岡本あたりから「練習をさぼっている奴に負けない」などとのコメントだ。このあたりはアングルだろうが・・・解せない。このあたりのアングルは何を目指したものなのか、海外修行云々なのか・・・それとも別の何かなのか。不穏な匂いがする。
明日は塾OBの4人と俺のダチの計6人で愛知県体育館へ向かう。
試験直前の大票田の東中の生徒には申し訳ないが、留守番は千里(津西2年)と馨五(津高1年)に頼んでおいた。
教室は・・・静かなもので、みんな晩飯で一時離脱だ。
中1の紗良と瞳がやって来る。まあ、仲がいいと相手に合わせる・・・このあたりが以後の課題となる。2年前の東の問題をさせてみる。かなり良くなった・・・しかし想定内、PE と PET の違いを問う問題でやられる。今日の課題はこのあたりだ。これから濃度に入り、さらに数学、そして英語・・・時間が欲しい。社会と国語は自宅学習中心になりそうだ。
浩樹と雅樹は数学の距離算でこける・・・同じように間違うとこがおもしろい。距離算を中心に課題を出していく。
中3が数学の試験で夏休み明けの問題が出るとかで塾のトレー・・・過去の問題が入れてあるトレーを片っ端から探している音がやたら響く。あげく「どこを探してもありません」と佑也・・・誰かが家から持ってくればいいわけで・・・ただ、今年の中3の管理能力の低さではかなり厳しいか。
中2は午前中に正直がいた。昼から洋佑、正直が帰ると一人旅となる。クラブゆえのことだろうが樹生也や郁也はいない。時間をかけるべき生徒に限って束縛のきついクラブに所属している・・・皮肉やな。
喬之が受験教科に日本史を取ることになり矢継ぎ早に指示を出していく。教科が決まればすることは決まる。三重高進学では11月の5教科のマーク模試は希望者受験だそうで喬之は受けないとか・・・となると第1ラウンドは年明けとなる。範囲は室町あたり、それまでに室町時代まで進めておかないとまずいのだ。そして英語、やはり英単語が最優先項目だ。
そろそろ夕闇が迫ってくる。
雅樹が2年前の理科・・・ PET と PE の違いについての良問がある。俺は昼までに実家へ昼食を買ってもっていくようにと、奥さんから厳命されている。雅樹ができたら兄貴の佑也に採点してもらうように頼んで塾を離脱。
階段でマッツンと会う。「先生、明日はプロレス行けますかね」 「行けるんとちゃうか」 「でも、風が強くなってきたしたよ」 「高速道路が閉鎖されなかったらね」 「自動車で行くの」 「何を言うてんの、辻モンに頼んだ。みんなでいっしょや」 「そりゃありがたい」 「午後2時出発やで」 「分かりました」
『ぎゅーとら』で親父にエビフライとミニトンカツを買う。・・・俺は598円のピザを買って実家へ。ちょうど買い物に出るところだった親父に買い物袋を渡して塾に戻る。
思いのほか点数を叩いている・・・昨日、瞳と紗良のために作ったプリントを雅樹にも渡した。きちんと覚えてきたのが勝因か。さて、理科が得意な兄貴に採点してもらうことを雅樹がどう思ったのか・・・興味があるねえ、俺は一人っ子やったしな。あの兄貴のことや、家で間違ったところをチクチクと言うよるかもしれへんな。でも、それもまた羨ましい暑苦しさだ。
雅樹はそれから西橋内の数学の問題を解いて帰っていった。数学はほぼ盤石、ミス1でクリア。小学校のうちに一次方程式を教えておいたご利益ね。帰り支度をする雅樹に言い放つ。「別に昼からもう一度来ても怒らへんで」 ・・・意味が分かったんかな。
星河のお母さんが弁当を持ってくる。俺はピザを頬張りながら喬之の成績表とにらめっこだ。
三重進学でだが、英語と国語の2教科型(文系)で学年順位4位につけた。私立文系がほぼ固まったようだが、残りの社会は日本史だ。さっそく教材を1冊手渡す。
塾のOBやOGなら微笑むか、あるいは笑ってしまうだろうが・・・昨夜、ある生徒が警官の職務質問につかまったとか。まあ、古西(12期生・JT)あたりなら言うだろう・・・「よっくやった! これでオマエも真のれいめい塾生になったな」なんぞとね。勉強する手ごたえが出てきた、できる自分が楽しくなってきた、そして臨むべき約束の地が見えてきた・・・そんな気分は分かる。しかし無用な摩擦は避けたい、これもまた本根だ。できれば無駄な動きは極力しないようにしてほしいところだが・・・。
焼酎が効いたのか、午前6時に覚醒する。二度寝をしようとしたが果たされず、今夜の英語の授業の英単語のプリントを打ち込む。去年浪人していた昂洋(24期生・名古屋工業大学1年)が夏休みに塾に現れ、「なかなかマーク模試で点数が伸びないんですけど」と相談に来たいわくつきの問題だが。今となってはなぜこの問題で点数を叩けなかったのかが分からない。で、ウチの生徒さんはどうなるのか。
台風もあり、これないようなら改めて解いておくように。この試験は記録として残しておきたい。
ともあれ、朝方にある生徒のお母さんから深夜のランデブーの報告・・・この電話から一日が始まる。
人也の理科の全国行脚は宮城県で大ブレーキ・・・北海道からそこそこ無風で来たが一挙に難度が上がる・・・ズタボロである。そのなかで解く必要がある問題とそうでない問題とに分けていく。間違いノートを作っている人也に声をかける、「今日から数学をまぜろ。2012年の北海道からだ」
中1が来て中2もやって来た。そこそこに盛り上がり始めた。
最後まで残った中3も午前1時前には帰って行った。
俺は本当に久しぶりにコンビニでおでんを買い、少しだけ焼酎を飲んだ。そしてひと月ほど放っておいた本、『岳飛伝』の10巻を読んだ。『水滸伝』から20年近く、いつしか『楊令伝』、そして今は『岳飛伝』となり、それも10巻となった。三か月に一度、どんなに忙しくとも新刊を塾に持ち帰り、合間を見つけては深夜に読んだ。ところが今年の夏はいつしか忘れてしまったのだ。
やっと今日、10巻を読み終えた。
そしてやっと、今年の夏が終わった・・・。