お知らせ
メール(reimei.nakayama@gmail.com)またはお電話(059-255-1123)で、れいめい塾まで『内申の件で』とご連絡ください。
なかなかに厳しい体調を引きづりながらも英語の試験が続く。
今の時期に英単語の徹底を図る。来年に顔をゆがめながら志望校を下げる報告をさせたくないから・・・。
そして午後8時半から授業が始まる。
駿台模試の4回目だ。ただ、金曜日に引き続き「ターゲット1900」の1001~1300の2枚目の解説も加えた。期末試験の一週間前までは英単語のプリントと格闘してほしい。
そして中学生の部屋・・・まあ、寂しいけれど朝から勉強していた奴もいたしな。
そんなことを言ったらまたぞろ、あい(23期生・三重大学教育学部3年)からは甘いと言われるだろうが・・・。
授業が終わって休んでたら、幸佑(津東2年)がやって来る・・・音読の試験だ。それが終わったと思ったら駿(松阪高校2年)の顔がのぞく。再び音読が始まる。
しかし最後の仕事が残っている・・・東京までビジュアル系のおっかけをしていたれい(18期生・某高校情報科講師)とめい(18期生・保育園)の回収。午前0時14分津新町着の最終だ。
・・・まだ仕事はあった、英単語のプリントだ。
多少なりとも気になったことはあった・・・啓介(21期生・IGF所属プロレスラー)が会長のアントニオ猪木といっしょに帰ったのか、あるいは寛水流で育ったこともあり最後まで片づけを手伝ったのか・・・。
ともあれマッツンは昼休みに少しだけ店をバイトの兄チャンに任せて見に行ったとか。すると啓介が玄関のところにいて立ち話・・・俺は写真を撮ることもあり、ずっと2階席に陣取っていたけどな。
塾に戻ってから数学・・・開会式が始まるまでに午後から中3に何をさせるかを考えていた。ここは数学で押し切ろう・・・ここ数日、全国入試問題をやってはいるが、春休みと夏休みに教えた三平方の公式すら忘れてしまった生徒がいる。ここは簡単な問題集で一挙に最後まで・・・しかし、寛水流の選手たちの練習を眺めながらの決断、いいかげんなもんだ。
中3が一挙に最後まで数学を終えるための援軍・・・馨五(津高1年)にサポートを頼む。夜は俺の英語の授業がある。その頃にはあい(23期生・三重大学教育学部3年)が来るはず。俺は忘れた生徒を教えながらも高校生の諮問試験が入って来る。
昨日の今日だ・・・ほとんどが難しい英単語、それもあり試験は二段階に分けた。まずは発音のみ、そして次に改めて通常の試験に入る。昨夜は沙耶(津高2年)と潤奈(津東2年)が発音試験。そこそこに堪能なはずのこの二人が言いよどむ場面が頻繁に出てくる。それほどの難度なのだ。
ところが喬之(三重進学2年)、一挙に通常試験をこなしてしまう・・・少し呆れる。覚える気になればできる?じゃあもっと早く本領を発揮しろよなと嬉しい誤算。どうやら俺が昨夜伝えたルールを把握できていなかったようだ。やはり一挙に詰め込んだ形跡・・・発音は不安なこと限りなし。意味をほとんど覚えてしまったのはいい。しかし違う意味で再び仕切り直しだ。
和(松阪高校2年)が修学旅行・・・沖縄の土産を持参。お礼ついでに「楽しかったか」と俺。スキンシップのようなものか・・・「ええ、楽しかったです」と和、珍しく表情がほころぶ。「そうか・・・でも高校時代で楽しい思い出はこれが最後や。今日から英単語やな。しんどいでえ」 ・・・この余計な一言が女の子には評判が悪いわけだ。
奥さんを久居駅に迎えにいき『WAY』にまわる。いやになるほどの渋滞だ、しかし不足分の『ターゲット1900』を今夜そろえておかないと俺の覚悟が問われる。プリウスに乗り込んだ奥さん、「阪神が優勝したわね」とご機嫌だ。「世情のことに一喜一憂できるような人生、いつになったら送れるんかねえ」と言いつつ、俺は165号のアリの行列のなかにプリウスで乗り出す。
午後1時に開会式・・・少し遅れてアントニアオ猪木登場。さすがにイノキ・ボンバイエはかからない。
猪木の後ろに控えている・・・影のように寄り添うことはできなようだが、坊主頭が啓介(21期生・IGF所属プロレスラー)だ。
いつものように挨拶・・・だが、音響が悪いのか、俺の突発性難聴に問題があるのか・・・聞き取れない。さっき壇上・・・マット上に立った津市の市長さんも中勢バイパスがどうのこうのと言ってたが今いち分からなかった。唯一聞き取れたのは、この体育館が国体の会場に選ばれたこと。何の競技なんやろな。
ともあれいつものように掛け声・・・イチ・ニ・サン・ダア!
これで大団円である。
二代目総長が元気だった頃は体育館に入ると決まって直嗣(15期生・松阪市役所)のお母さんから声がかかった。お母さんの指揮下、女性たちスタッフのきびきびした対応が気持ちよかった。そのなかには正樹(13期生)や勝也(14期生)のお母さんたちもいたっけ。
元気を貰う代わりに少し切ない気分で体育館を出る。階段の下にはさっき猪木が乗ってきた車が横づけされている。